5月4日は田楽田植え祭り!

日時/2010年5月4日(火)10:00 <雨天中止>
会場/木の花ファミリー 宮の下広場
参加費/300円

日時/2010年5月4日(火)10:00 <雨天中止>会場/木の花ファミリー 宮の下広場参加費/300円田植えの季節の訪れを告げるファミリーの季節行事、「田楽田植え祭り」を今年も開催します!

雄大な富士山を仰ぐファミリーの「宮の下広場」でコンサートとお食事を楽しんだあとは、田んぼで手植えをします。裸足で泥に入ると、とっても気持ちいいです!お子様にもおすすめです。

ゴールデンウィークの一日、ファミリーと一緒に楽しく過ごしませんか?前後の宿泊も可能です(ゴールデンウィークは混み合いますので、早めにご予約くださいね)。

  • 日時/2010年5月4日(火)10:00 <雨天中止>
  • 会場/木の花ファミリー 宮の下広場
  • 参加費/300円
  • 会場地図を含むチラシはこちらです。

参加ご希望の方は、この記事の一番下にあるフォームからお申し込みください。

あでやかなフラダンス
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富士山をバックにみんなで輪になって
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泥が気持ちいい!みんなで田植え
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昨年のゲスト、ギタリストの相馬圭二さん


今日から東京へ出勤します!

去年の11月3日から、9年間にわたるうつ病を克服するためケア滞在をしていたエリーは、3月11日にファミリーメンバーになりました。カトリックの家庭で育ったエリーは、「修道院ではなく、社会に開かれた生活の場で祈りの日々を送りたいと思います」とメンバーとしての抱負を語ります。

エリーは大学教授として言語病理学を研究していたこともありましたが、ケア卒業後は大学への復帰ではなく、ここのメンバーとして生きることを決めました。エリーはその心境をこんなふうに語ってくれました。

「心の問題と病気は切り離せないとつくづく思います。自分の心の癖を知り、上手に自己コントロールすることが病気の予防にもなり、治す手だてにもなることがわかりました。ここに来る前、ひたすら薬物に頼っていた自分の甘さを反省しています。

また、安静を第一にしていましたが、日常の生活を丁寧に過ごすことと、眼の前の仕事にきちんと向かい合う姿勢が大切であることもここに来て学びました。それはもちろん、それを支えてくれる人々の存在が必要ですが。

そういうわけで、大学にいるよりも、木の花にいる方が沢山のことが学べるということに気づき、ここのファミリーメンバーになることを決めました。そして週の数日、東京にあるクリニックで、自分の専門を活かす仕事に就くことになりました。今日から、東京出勤に行ってきます!」

そんなエリーが、ほっと一息つくのは幼児たちと一緒に遊んでいる時です。

「ここの幼児たちを見ていると、7人兄弟で育ったことを思い出します。また、二人の子供を育ててきたことを思い出し、幸せだったなあと感じます。今は自分の過去の全てに感謝しています。幼い子供たちの心に沢山の花束をつくってあげたいなと思い、幼児たちとお散歩に出かけたりピアノを教えたりすることが本当に楽しく、自分の癒しにもなっています。」

ますます若々しく、さらに美しさに磨きがかかってきたエリーに若さの秘訣は?と聞くと、「来月2歳になるひみを毎日三輪車に乗せること!いい運動になります(笑)」と答えてくれました。

エリー、いってらっしゃい。帰ってくる時には、おいしいご飯と皆の笑顔が待っているからね。

少女のようなかわいらしさと賢さを兼ね備えているエリー
「ひみもエリーと一緒に東京に行きたい!」「すぐ帰ってくるから良い子にして待っていてね!」

「ザ・フナイ」にファミリーの記事が掲載されます

3月末発売の月刊「ザ・フナイ」(フナイメディア刊)4月号に、ファミリーについての記事が掲載されます。

記事は「自給自足の共同体」という特集に、「人間意識から地球意識へ」と題して、いさどんがファミリーの歩み、理念、そしてこれからの展望を語ったものです。1万5千字の長文は、これまであまりメディアで表現されてこなかったファミリーの精神性も大幅に盛り込まれ、たいへん充実した内容です。また、特集ではファミリーのメンバーである「さのっち」こと佐野淳也・立教大学准教授が執筆したエコビレッジについてのレポートも同時掲載されます。

「ザ・フナイ」は定期購読を基本とした雑誌で、一部書店のみの取り扱いです。ファミリーでも販売しますので、ご希望の方はファミリーまでお申し込みください!定価1,450円、送料は80円(1冊)です。

ザ・フナイ2010年4月号の表紙

「人間意識から地球意識へ」

  • 「自分の想い」とは何か
  • 願いを叶える生活から心の道へ
  • よろず人生相談から心の勉強会へ
  • 日の本の国に向けて
  • ファミリーのメンバーと地球の意志
  • 「ひとつらなり」のいのち
  • 血縁を超えた家族を目指して
  • 心を耕す大人ミーティング
  • 分かち合う安心とともに
  • みんなで一つの財布
  • 多彩な能力と全体のための役割
  • みんなの子育て
  • 自然療法プログラム
  • 環境を壊さない暮らし
  • 有機農業
  • 「木の花菌」と菜食
  • エコビレッジと「みんなの家」
  • この星の上で

三浦修道院のシスターが来訪されました

3月23日、聖母訪問会・三浦修道院から5名のシスターがファミリーを訪問されました。三浦修道院の方々は私たちと同じように環境に負荷をかけない生活をするために、太陽光パネルや風力発電を取り入れたり、パーマカルチャー・ガーデンや鶏舎を作るなど、自然とともに暮らしながら神様に仕えていらっしゃいます。昨年、ファミリーのみちよちゃんといさおが修道院を訪れたことをきっかけにご縁ができ、今回のご訪問が実現しました。

午前中、「にわとり小学校」や畑を見学されたシスター方は、実践者としていろいろな質問をされていました。昼食のあとはウェルカムコンサートを楽しまれ、そのあと、シスターの代表の方がこんな話をしてくださいました。

「私たちのように同じ宗教の中で一緒に暮らすというのはよくあることですが、皆さんのように違った環境から集まった方が共に暮らし絆を強めていこうとする姿を見て、とても感動しました。この宇宙が完成していく時、全人類が完成していく時は、きっとこんなふうな雰囲気なんだろうなと、その前兆を見せていただいた気がしています。とても広くて暖かくてつながりがあって。私がここに入ってきた時に、お一人お一人の明るい笑顔と皆さんの広さ、暖かさを感じ、もう言葉はいらないと思いました。皆さんの存在だけで木の花ファミリーの生き方が伝わってきました」

それを聞いたいさどんは、あとで「もともと、そういった精神性に到達していらっしゃる人だからこそ、言葉を沢山交わさなくてもお互いをよく理解し合えるのだ、と思いながら見送ったのを覚えているよ。多くを語らなくても、お互いの心をすぐに理解し合える人たちが、たくさん訪れてくださるようになった。こうして出会った人たちとは、ずっと変わらない信頼関係でつながっていけるのだと感じている」と話していました。

またひとつ、素晴らしい出会いに感謝します!

コンサートを楽しむシスターのみなさん

農業体験を終えて

2ヶ月間の農業体験を終えて、今日木の花を出発するカトケンです。

木の花ファミリーでの2ヶ月間の滞在は、私の人生を大きく変えるものでした。私が当初ここに来た目的は農業研修です。知識や技術を吸収し、自分を高めていこうという思いがありました。

しかし、日常生活をたくさんの家族と過ごす中で、知識や技術の根本にある「心」がいかに大切か知りました。それは言葉だけではなく、行動で私に教えてくれました。

土、苗土、腐葉土作り、種まき、苗作り、堆肥作り、収穫、調理など全ての過程に「愛」があると知りました。それは、作業する家族のみんなの心の内側から湧き出ているものでした。心や愛はなかなか目では見えないけど、この場では確実に循環し、滞りや矛盾はありませんでした。

この体験から「命や愛を大切にしよう」と強く感じました。この思いは、常に揺らぐことのない柱となっています。

この場に来るまでは「生きる意味」「生きるとは」と考える日々でしたが、今は生きることが純粋に大好きになりました。二度と同じ瞬間はなく、一瞬一瞬が宝物のように感じます。

そして、たくさん気づきや学びを実践できるように、この場を離れた後も心を磨いていきます。木の花のみんなには、たくさんの愛をプレゼントしてもらいました。だからこそ、木の花で学んだ「心」をたくさんの人に伝えていきます。

また、遊びに来るよ。
Thank you and I love you.

カトケンが卒業コンサートでリクエストしたのは♪みのりの風。皆への感謝の心とともに竹鈴をふりました。