地元小学校の運動会

先週の日曜日、地元の小学校で運動会があり、ファミリーのみんなで観戦に行きました。ファミリーからは4人が地元の小学校に通学しています。

ファミリーの小学生たちがたくさんの大人たちに愛情を注がれ、見守られ、すくすくと成長している様子が伝わるでしょうか。

親子競技の「ムカデ競走」には、若いお父さん役としてたっちゃんといさおが参加しました。これも、血縁を超えたファミリーならではの光景かもしれませんね。

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須佐乃王(左・小学5年) とお友だち

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龍音(1年)

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翔太(6年)

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日和(3年)

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ムカデ競走・大和(小学6年、右から2番目) 、先頭はいさお

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ムカデ競走・翔太(小学6年、右から2番目) 、先頭はたっちゃん

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お弁当

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美琴(2歳)

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翔太(一番左)、大和(左から3番目)

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翔太(真ん中)


5回目の生活体験ツアー

22日(土)、23日(日)の2日間、5月から毎月恒例となった「生活体験ツアー」が開催されました。

5月に初めて開催した際はいろいろな点で手探りだったツアーも、プログラムの内容や全体の流れなど、ひとつのスタイルが出来上がってきました。けれども、私たちが驚くくらい参加者のみなさんは個性的で、毎回本当に雰囲気がまったく違うのです。

今回で5回目となったツアーは、いつも通り定員いっぱいの10名の参加となりましたが、今回はなんと全員が女性という初めてのケース。とはいえ、年代は10代から60代までと幅広く、職業などのバックグラウンドもさまざまでした。

2日間にわたる見学やプレゼンテーション、ウェルカムコンサート、農作業体験などのプログラムの最後には、参加者全員にファミリーの数人が加わって感想のシェアリングをおこなっています。どのツアーでも共通テーマのようなものが自然と浮上し、それについて自由なディスカッションが行われます。

何かを見失っている気がして、何かを探していて、何かに気付きかけていて・・・ツアーに参加されている方の多くは、意識的であれ、無意識的であれ、 何らかのテーマを持ってツアーに参加されるようです。今回は、「人がともに生きるということ」に対して、それぞれの想いを持っておられた方が多くいらっ しゃいました。

ツアーを通して出会わせていただいた方々も、これで40人を超えました。それぞれの生き方のテーマに何かのメッセージをお届けすることができたならば、私たちにとって本当に嬉しいことです。

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ヤギさんたちと

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畑の見学

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真剣なまなざし。ウェルカムコンサートで

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後ろに見えるのは蜂小屋。蜂の世界について話すいさどん

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落花生の収穫

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農作業記念?

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他の人のシェアリングに真剣に聞き入っています

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ファミリーのメンバーによるシェアリング

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シェアリングの最後はみんなで歌って締めくくり

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ファミリーの宮ノ下広場で記念撮影。みんないい笑顔です


中学校の運動会

一昨日、ファミリーの咲久夜と玲衣花の二人が通学している地元の中学校の運動会がありました。

当初、日曜日に予定されていた運動会ですが、雨のために順延。この日は平日だったためか、観客席はちょっと寂しい様子でした。ファミリーからは、「若いお父さん・お母さん」役として、よしどんとようこちゃん、道代ちゃんが応援に駆けつけて、父母競技に参加したり、一緒にお弁当を食べたりしました。

たくさんの家族に囲まれて暮らす木の花の子供たち。血縁を超えて、たくさんのお兄さんやお姉さん、そしてお父さん、お母さんに見守られて成長していきます。

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咲久夜(中学一年)

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玲衣花(中央、中学一年)とお友だち

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体育館でお昼ご飯


深く広い知識の力

ファミリーの農業担当も、この頃は第2世代となる若手が成長しつつあります。そのひとり、畑作担当のたっちゃんは、財団法人自然農法国際研究開発センターで長期の研修を受けたことがあります。同センターにはファミリーも設立当初から農法指導などでお世話になっており、そうしたご縁から、東京大学農学博士であり、(財)環境科学総合研究所所長などの役職を務められている木嶋利男先生が、研究員の勝倉さんと共にファミリーをご訪問くださいました。

木嶋先生はファミリーの圃場や「にわとり小学校」などの施設を見学され、さまざまな実践的なアドバイスをくださいました。また、いさどんをはじめとしたファミリーのメンバーと懇談されたり、ファミリーのウェルカムコンサートを観覧していただいたりしました。

先生は、コンサートの際に恒例となっているゲストの方々の自己紹介で、こんなことを話してくださいました。「私は長い間、生物のクライマックスとは何か?と自問自答してきたが、ここに来てやっと答えが見つかった気がする。それは、『自然との調和』なのだと思う」と。また、勝倉さんは植物とご自分との深く強い縁について語ってくださいました。

先生は、今後のファミリーへのご助力を快くお約束くださいました。他の追随を許さぬ深い見識をお持ちの先生のご協力は、百人力の思いです。同時に、こうした素晴らしいお力をお借りできるのも、決して私たちファミリーの繁栄のためではなく、すべては世の中のためであるからこそ、との思いを新たにしています。

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ウェルカムコンサートであいさつされる木嶋先生

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育雛舎を見学される勝倉さん(左)と木嶋先生

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いさどんの案内で圃場を見学される木嶋先生