今日は、春に収穫する大根(品種:春慶)をまきました。収穫は、一月から2月になります。地温の確保のためにマルチを張ってまきました。
また、ソラマメ、絹さや、スナックえんどう、ほうれん草の予定地の通路に大麦をまきました。大麦は草生にするためにまきました。とくにソラマメは無農薬で作るのがとても難しいのですが、このやり方で毎年きれいなソラマメが取れています。
なぜ、きれいなものが取れるかと言うと
麦の草生をかませるとまず、麦を好むアブラムシが麦にやってきます。そのアブラムシを求めて天敵のてんとう虫などがやってきて麦の中に住み着いています。ソラマメが大きくなりアブラムシがつく頃には、麦の中の天敵が豆についたアブラムシを捕食して大発生する前におさえてしまいます。
草生栽培は、そこに住む生物層を多様にするだけでなく、物理性の改善や化学性の改善にも役立ちます。草生をうまく管理することでかなりのメリットを引き出すことができます。
とても有効なので皆様も是非とりいれてみてはいかがでしょうか。
さて1枚目写真の左の男性は、中国から日本のコミュニティーの調査にきた黄さんという大学教授。雲南省の少数部族の出身で唯一の大学卒業者かつ地元の英雄だそうです。20歳まで、実家の農業を手伝っていたということもあって農作には自身があるとのことでした。考え方もとっても調和的な人で心地よい時をすごしました。草生栽培の説明をきいてとても関心していました。3日間滞在し、様々なインタビューを行って調査をすることになります。
2枚目は、麦の播種をしているところ。(こうちゃんが播種してまーす)