嵐が来たー①

今日は、台風と同じくらいの作物の被害がでました。

ツꀀ早くに育てるためにビニールトンネルしていた小松菜や大根のトンネルは、見事に飛ばされ、それだけでなく、その横の畝にまいて発芽していた小松菜類のところまでビニールが飛ばされ、何度もこすれたようで、かなりの割合がやられてしまいました。定植したキャベツやブロッコリーなども風によりかなり振られて痛んだ模様。一応、初期は、強風を予測し、パオパオなどで被覆し、しっかりと根付いてから取るようにしていたのですが、それにしても風が強すぎた!!

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里芋の芽だしをするために伏せこんでいたビニールトンネルが見事に吹き飛ばされています。

ビニールハウスのバンドが切れたり、鉄骨が歪んだり、それを大風の中で補修したりと大忙しでした

ツꀀ4月に台風並みの被害がでるとは、 今までだと考えられなかったのですが、これからは、起こりうるのですね。昨年からそれを想定して、ビニールトンネルもかなり丈夫に設置し、ハウスもしっかりと補強していたのですが、自然の力の前になすすべも無い感じでした

ただ、ひどい畑を補修しながら、残念な思いが沸き起こると同時に、「これだけやってこれなら、受け入れるしかないなーと」

ツꀀそんなことを思いながら作業していると笑いがこみ上げてきました

農業をやっていると、「人事を尽くして天命を待つ」みたいな感覚が実感としてわかるなーと。

木の花のメンバーがよく使う言葉の中に、「見通しは立てるが計画はたてない」という言葉があるのですが、自然を相手に仕事をしていると、これは、そうだなーと思います。

一応の段取りや予測はつけるけれども、目まぐるしく変わる自然の動きに合わせて、一日一日、瞬間瞬間で行動を変えていく

どんなにあがいてもお天道様がないと、作物は育たないし、自分がやってなんとかなるというよりも頂いている割合の方が多いなーと。

また、今回の嵐のような事態にあうからこそ、いろいろと学べます。スムーズに行っているときは、振り返ることがないけれど、問題ごとが起きたときこそ、いろいろと気づけるのだなーと。

願いがかなうばかりがいいことなのではなく、願いがかなわない事からもたくさんのことが学べる

つまり、どんなことからも学べるし、全ては天からのプレゼントだなーと感じます

そう思うと今日の嵐さんに感謝だなーと

ツꀀそうそう、ちなみに、今日は、仏陀さんの誕生日だそうで・・・。私も仏陀さんのように、なにものにも囚われない心になっていきたいものです

ツꀀではでは


今日の作業と子供達

今日は、午後から子供達をつれて農作業。といっても子供は田んぼや畑で遊びまわっていました。

ついでに僕らもあそんでましたが・・・(笑)

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こうちゃんと未来の美女軍団?たんぼで寝っころがってます

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中学生の玲衣花が幼児たちをつれて遊んでくれました。あそび疲れてちょっとお昼寝してまーす

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びわの木に登ってサルのまねをする日輪(にちわ) 

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みんなでおやつ。みんな美味しそう!!

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遊びにつきものの、お外でのおしっこ!!

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そら豆の草生帯(麦とクローバー)を草刈機で借り倒して株元にマルチ、全面刈り倒すのではなく、一部を残しながら刈り倒してます。残すのは、天敵を残しておくため。

みたら、ちゃーんとてんとう虫の幼虫とてんとう虫が住んでいました。


里芋の芽だし

今日は、里芋の芽だしのために、芋をふせこみました。定植をする前に芽を少しだしてから、畑に植え付けます。

ちなみに、うちは親芋を使っています。数がないときは、小芋を使うものもあります。

MOAの木嶋先生か自農センター石綿さんが言っていたと思うのですが、小芋は、まだ変異の可能性があるので、この地域の環境に慣らしていく時は、小芋を使って、親芋は、性質が固定しているので、小芋でしばらく作っていい感じで性質が固定したら親芋を使っていくといいといっていたかな?なんかそんな感じだそうです

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親芋をならべて植え付けています

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芋の横の土をかけていって、次の芋を植え付けます

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竹の子芋をうえつけました

全部植えつけたら、ビニールでトンネルをして、温かくして芽出しをしていきます

ツꀀ芽が少し出たら、畑に植え付けていきます


実証圃場の用意と面白いジャガイモの植え方

今日は、自然農法国際研究開発センターの織田さんと山田さんが来園されて、僕とこうちゃんの4人で実証圃場予定地の畑の準備をしました。

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畝は1m50cm、通路が1mの草生帯を設けます。草生には、エンバクとクローバーをまく予定です。通路は固定し、主に夏場の果菜類を作付けしていきます。今年の作は無肥料で地力だけで様子をみます。来年度から堆肥の連用試験をしていきます

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面白いやり方のじゃかいもの植え付けをする織田さんと山田さん

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株間40cm、条間30cmでこんな感じで植えつけます。株間にペレット上のEMボカシを置き肥していきます。ジャガイモは畝の上におくだけです。この上に黒マルチを光が入らないようにしっかりと張ります。芽が出てきて、マルチを持ち上げてきたら、1センチの十字の切り込みを入れて芽を3本だけだし、あとの芽は、マルチの上から押さえて折ってしまいます。そのまま生育させて、収穫をむかえるのですが、マルチを剥ぐとマルチの下にゴロゴロと芋がなっているということでした。つまり掘らなくても収穫ができます。このやり方は、不耕起の畝でジャガイモをつくるやり方としてある農家がやりだしたそうです。お年寄りなので掘る手間もなくて簡単だということでした。家庭菜園の方はやってみると楽しいかも。

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マルチが150センチとギリギリしかなかったので、19の直菅パイプをマルチの端においてパッカーでマルチとパイプを固定。その後で土をかけました

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完成。ちなみに、ジャガイモの品種は、出島。男爵がなかったので、これにしました。


お花見しながらおやつ

昨日と今日とおやつの時間にお花見をしました

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40人ちかくでおやつ サクラも満開!!

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卵をほうばる みのりちゃん

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ちなみにお花見二日目、今日は少人数で・・・・

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あたり一面サクラの花まるけ あまりの気持ちよさに花見しながらお昼寝

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サクラと富士

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土ぼかしの様子 糸状菌が発生してます

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とうもろこし予定地にビニールマルチをはりました

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透明なマルチをはりました ここは、去年もとうもろこし、その後、冬の葉物をつくってました(小松菜、春菊、大根などなど)、今年もその組みあわせでいきます

作物の出来は良かったです。いい組み合わせのようです