新しい人材・とうもろこし追肥・土寄せ

 今日は、トウモロコシの追肥・土寄せをしました。最近、木の花では、新しいメンバー希望の人たちが何人かきていて、さらにいろんな個性が加わってにぎやかになってきています。

こちらは、たかやん、昨日から、仮メンバーとして木の花に移住して生活し始めました。もと自衛隊員です。対戦車追撃ミサイルから、三角ホー(除草道具)に持ちかえて今日も、草を追撃しています。様々な職業を経験してきただけあって、オールマイティーにいろいろこなしてます。建築・農業・音楽まで・・・。たかやんの移住でまた、新しい風が木の花にふいています。

管理機で跳ね上げた土を三角ホーで株元に寄せて、株もとの草を抑えていきます

 

こちらは、つくつく、ここに来て約1年。養蜂と畑を担当してます。木の花劇団の団長でもあります。

今日は、管理機デビューの日。少しふらついて、曲がってはいますが、一生懸命やっています。

ちょっとカッコつけてるつくつく。ただ作業をしているだけで、筋肉がついていくという面白い性質を持つ。除草をしているだけでもマッチョになる。そして、IT系も強い。人間グーグルです。何かわからないことがあると、みんなつくつくに調べておいてと頼みます。そうすると即座に検索して分かりやすく伝えてくれるありがたい存在。

新しいメンバーが入ると雰囲気も変わるし、多彩な人材の才能を活かせる。なによりいろんな人と暮らすのは楽しいしね


土壌改良など

 今日は、土壌の化学性改善のために、苦土石灰を撒きました。

苦土石灰とは、天然鉱石のドロマイト(カルシウム・マグネシウムの炭酸塩からなる鉱物)またはドロマイト質石灰岩を焙焼してつくる石灰肥料の事です。
有機JASSでも認定された資材でもあります。

この圃場は、PHが低かったので、苦土石灰による酸性改良をしました。まず、専門機関(上の原農園土壌環境技術研究所の池上さん)に依頼して土壌診断をして、改良が必要ならば、実際の土で緩衝能試験をして、実際に資材を撒いたときに、数字が動くかどうかを試験して、その結果に基いて、施用量をきめていきます。理論上の想定値で改良をしようとしても、実際の土にまいてみると反応が違います。なので、最初から現地の土で試験をすることにより、ずれをなくし、効率的な改良をするためにしています。

pH4.80(KCL) 塩基飽和度33.9% CEC27.30・・・・・・でした。塩基飽和度を苦土石灰施用によりあげて、phを安定させます。

今回の目標値は、ph(KCL)4.8を5.6にあげる改良です。これを緩衝能試験をして、実際にこの数字になるための施用量を割り出すと、1200kg/10aの施用になります。ちなみに、すごい量です。木の花の土は、火山灰からできたクロボク土でCECが25~30と高いです。土には、常に平衡をたもとうとする機能があります。つまり、すこしくらい何かをまいても数値がかわらないのです。それを打ち破って、数値をあげるには、CECの高い土では、かなりの施用量がもとめられます。ただ、一度、改良するとそこで平衡をたもつので、数年は、特に何かを施用しなくても何もしなても数値がうごくことはほとんどありません。

撒いています。前面真っ白になります。

撒き終わり。こんなに畑を真っ白にするのって、結構、恥ずかしいし、笑えます。今日はあつかったー!!

このあと、みんなでシャワーを浴びて、美味しい昼ごはんを食べました。

 

丁寧に土と苦土石灰を反応させるために、ゆっくりと耕起しています。

別の圃場では、キーゼライトで苦土とカルシウムのバランスを補正しました。キーゼライトは、ちなみに、硫酸マグネシウム。簡単にいったら塩みたいなものか。もちろん天然の鉱石を砕いたものです。

300kg/10a 撒きました。

ごまの間引きと除草をしています

仕事の邪魔をしています(笑)

他の作業に追われて後手に回ってちょっとたいへん

今日は、ここまで!!みんなお疲れ様ー!!実は、見えにくいけど、富士山がバックに綺麗に見えています


スイカ・人参太陽熱処理

 スイカの皿しきをしました。

 

スイカは確実に実をならせるために、人工的に受粉させます。受粉させた花には、着果棒を立てて目印をしておきます。ちなみに、この赤と青の棒は

スイカの名産地の波田町にすむ、わたわた家からおくってもらいました。ありがとう

お皿をしいてます

スイカはかずこちゃんの担当になってます

 

スイカ畑

 

 

今年は、人参の畝に、ビニールをかぶせて、太陽熱処理をしています。熱で雑草と病原菌を抑制します。

太陽熱処理の様子

       

 おやつ風景。今日は、ニュージーランドからもゲストが来ています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


畑様子(わたわたもろこし、種取り・・・・・)

 今日の畑の様子

わたわた甲州もろこしを播種しました。昨年、ハウスにネコブセンチュウが発生したので、冬にエンバク、今は、マリーゴールドを作付しています。その間に自家採種をしている「わたわた甲州もろこし」を播種しました。わたわたもろこしは、スイートコーンと甲州もろこしを掛け合わせた品種で、スイートコーンの甘さと甲州もろこしのプチプチ感がたまらない品種です。実のはがれが良いので、冷凍コーンとして保存用のコーンにつかってます。夏至を過ぎてまくことの出来る品種なので、スイートコーンをつくった後に露地とハウスで作つけています。

自家採種した「わたわた甲州もろこし」

 

ようやっと、トマトも取れ始めました。これから、どんどん取れ始めます。

イタリアンパセリの種取り

自農センターのレタスの品種を自家採種しています。倒れそうになる前に支柱を立てました。

玉ねぎのつり貯蔵

いい感じで、乾いているし貯蔵性も高そう

スイートコーンが初収穫。今年は、先までしっかりつまったスイートコーンになりました。すごく背の低いとうもろこしだったけど、実は充実してます。わたわたに教わった追肥のタイミングで追肥をかけたことが、勝因だったと思います。

ひろっちとスイートコーンをもって記念撮影。