「農の会」2011年定例研究会のご案内

みなさま

ファミリーのたっちゃんが幹事を務める「農の会」で、下記の研究会を開催します。ふるってご参加ください!

生物多様性から農、食、そして人間の多様性へ

2010年はCOP10が開かれ、生物多様性が話題になりました。

生物多様性にはいろいろな切り口があり、私たちの生活との関連についても様々な問題提起ができます。生き物が多様性に富むことを詳細に記載し、その多様性がどのようにもたらさせるかについて科学的な考察を行ったのはダーウィンでした。

農の会では、ダーウィンの指摘した生き物の多様性はその生き物の生活と結びついて発達してきたという科学的な生物観に基づき、作物栽培や家畜の飼育において 生き物の歴史・生活を重視した技術の組み立てを目指してきました。農の会流に考えれば、日々の農業実践が生物多様性保全でもありますが、今日の農業技術論 の中にこうした視点は希薄でしょう。

そもそも生き物は多様なものであり、その生き物のあり方に関わる農業、その農業によって得られる食、そして自然と農と 食によって形成される人間の暮らし方というのは多様性を基本に捉えるべきものと言えます。モノカルチャー的な農業や農産物のサプリメント的な栄養評価などで一律に農や食を規格化することは、自然の構造や農のそもそもの成り立ちに反した偏ったものでしょう。今回の研究会では、生き物の多様性から見えてくる農 と食、そして人間のあり方についての認識を深めてみたいと考えています。

  • 日時:2011年2月12日(土)、13日(日)
  • 会場:新宿農協会館8F
    JR新宿駅南口 徒歩5分 TEL 03-3374-4381
  • 参加費 参加費2000円、懇親会費4000円
  • 申し込み
    • FAX: 0263-92-6683
    • メール: nounokai3901401@gmail.com ※懇親会参加の有無も明記願います。
  • 締め切り 2011年2月5日(土)
  • スケジュール(2月12日)
    • 13:30 開場
    • 14:00 開会・挨拶
    • 14:20 話題提供1:柳下登氏 生き物の多様性と農業技術
    • 15:00 話題提供2:石綿薫氏 タネと土と栽培 農業技術の多様性を捉える視点
    • 15:30 話題提供3:鈴木義啓氏 生き物のバランスで成り立つ無農薬花卉栽培
    • 16:00 休憩
    • 16:20 話題提供4:高橋範行氏(農民連青年部、和歌山県)
    • 16:50 話題提供5:栗原澄子氏 料理教室への思い―食生活の立て直しは社会の立て直し
    • 17:20 話題提供6:内田達也氏 自然の多様性に学ぶ暮らし方 エコビレッジという提案
    • 18:00 パネルディスカッション
    • 19:30 懇親会(別会場)
  • スケジュール(2月13日)
    • 10:00 開場
    • 10:10 会員活動報告
      • 佐藤陞氏 黒大豆栽培について
      • 寺西雅弘氏 モリアオガエルの棲む田んぼの話
      • ピートン研究会
      • 2010年農の会会務報告および2011年度の活動や現地研究会開催についての意見交換
    • 11:50 閉会
  • 連絡先
    農の会―農を愛し農を科学し農を創る―
    〒390-1401長野県松本市波田10705-16土肥農園事務所内

GENOA主催ワークショップ(英語)のお知らせ

みちよです。今日は私が副代表を務めるGENOA(Global Ecovillage Network Oceania and Asia)が主催するワークショップを皆様にご案内します。

======================= 以下、転送大歓迎 ==========================

ワークショップ
『エコビレッジ・コミュニティ・組織のための参加型の統治と意思決定』
“Participatory Governance & Decision-Making
For Ecovillages, Communities & Organizations”
=====================================================================

講師:ペネロペ・レイエス Penelope Reyes
グローバル・エコビレッジ・ネットワーク・オセアニア&アジア(GENOA)代表
http://goo.gl/QEnlK

日時:2011年2月7日(月)、8日(火)
午前10時~午後5時 途中 昼食、休憩を含む
※ 1日のみの参加はできません。

場所:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67
電話 03-5467-1711
http://goo.gl/ORbJ4

< TRAINING DESCRIPTION >

To build a healthy community, the questions ‘Who decides? or How will we
decide?” must be answered. Making clear choices about the fundamental
issues of power and process can transform a diverse group of people into a
strong ,stable, and loving community.
This Concensus Decision- Making workshop aims to teach a very
important interpersonal skill to assure the success of an Ecovillage,
forming community, transition town initiative or organization. A group
that uses the concensus process effectively can become a powerful force
for social change. This method is based on values such as cooperation,
trust, honesty, creativity, equality, and respect.

※ すべて英語によるワークショップです。
日本語への通訳はありませんので、ご了承下さい。
※ 内容に変更がある可能性もありますので、ご了承ください。

参加費:20,000円(テキスト代込み)
※ 参加費は銀行振込にて前払いでいただきます。
申込み後、振込先をご連絡いたします。
※ いかなる事情においても参加費は返金できませんので、
ご了承ください。

定員:30名(定員になり次第締め切らせていただきます)

申込み:フォームよりお申し込みください。
http://goo.gl/9KVAi

連絡先:GENOA Japan 事務局
info@genoa-japan.org

☆★☆★☆ 日本語版制作の協力者を募集しています! ☆★☆★☆

本プログラムの日本語版制作にご協力いただける
ボランティアを募集しています。
作業内容は、以下の通りです。

・内容の再検討(日本の文化への配慮等)
・テキスト、資料、講義内容の翻訳

ご興味をお持ちの方は、
info@genoa-japan.org までお気軽にご連絡ください。
詳細は直接ご相談させていただければ幸いです。

なお、ご協力いただける方には、本プログラムへの
無償参加または割引なども検討しておりますので、
ご相談ください。

講師のペネロペ・レイエスさん(左)とみちよ、昨年5月のエコビレッジ国際会議にて

「どんど焼き」に来ませんか?

日本各地で行なわれる小正月の火祭り、「どんど焼き」。正月の松飾りや注連縄、書き初めなどを一箇所に積み上げて燃やす行事です。ファミリーでも毎年、「宮の下広場」に豪快な火柱が立ちます。

今年も、以下の要領で「どんど焼き」を開催します!参加無料ですので、ぜひお越し下さい。

  • 期日:2011年1月16日(日)
  • スケジュール:
    • 09:30 開場
    • 10:00 どんど焼き開始
    • 11:00 軽食(無料)
  • 会場:木の花ファミリー宮の下広場(地図はこちら。アクセスはこちらをご覧ください)
  • お申し込み:こちらのフォームからお申し込みください。
    ※ 前後の宿泊を申し込まれる方は、誠にお手数ですがこちらから訪問のお申し込みをお願いします。そちらのページで、空室の状況も確認できます。なお、14日は満室になっております。
  • 一緒に燃やしたいものがある方は、お持ち下さい(不燃物はご遠慮ください)。
みかちゃんの歌う「お祝いえ」で始まります
昨年のどんど焼き。富士山をバックに火柱が立っています
こちらはおととしの火柱です

Twitter始めました

たいへん遅ればせではありますが、木の花ファミリーの公式Twitterアカウントを開設しましたので、お知らせします。最新情報やリアルタイムなレポートを流していきますので、ぜひ、ご利用ください。

ちなみに、ブログの管理担当の私(いさお)はTwitterをさっぱり使いこなしていないのですが、きっと何とかなるでしょう(笑)


今年の木の花おせち!(遅ればせ)

2日から5日にかけて、ファミリーではたくさんの人が帰省しました。三が日、ファミリーにいたのは20人ほど。お菓子を食べたり、遊んだりとのんびり過ごしていたそうです。4日は湘南や東京、愛知方面に帰省していた人たち、昨日は大阪や北陸方面に帰省した人たちが戻ってきました。ヤマギシ会の「特別講習研鑽会」に参加しているみちよちゃんとたっちゃんも帰ってきて、今日からみんなが揃ってのいつもの生活に戻りました。

以上、お正月に掲載すべきネタが今まで遅れた言い訳でした。

そんなわけで(?)、今年の木の花おせちをご紹介します。今回は食当さんだけでなく、「何か一品作れる人は、厨房に入って!」という呼び掛けに応じて、応援が。おかげで、例年にも増して色とりどりの「木の花おせち」になりました。みんな、お腹がいっぱいになるまで楽しみました。

黒豆や昆布巻き、きんかん漬、なます
ファミリー名物、おなじみの「エッ?ビフライ」!
岩石たまご。でこちゃん作
和風マリネ。ゆみちゃん作
たかきびのミートローフ。ちーちゃん作
きんとんアート「花開け」 みかちゃん画
きんとんアート「銀河へみんなで」みかちゃん画
きんとんアート「2011地球の夜明け」「おめでとう」みかちゃん画
玄米コーヒーと白小豆のケーキ。ゆみちゃん作
「銀河を表現してみた」栗かんてん。のりちゃん作
ビュッフェ・テーブルに所狭しと並びます!よっしゃ~、食べるぞ~!!(という気分でした)