初日の出を見に行きました

年越しのミーティングが明けた元旦の朝、ファミリーのみんなで朝霧高原にある原っぱに初日の出を見に行きました。天気のいい元旦には、毎年その場所に出かけています。手をつなぎ、肩を組んで、歌を歌いながらみんなで日の出の瞬間を待ちました。

昨夜のミーティングでは、今年はきっと「洪水のような」一年になるね、と話し合っていました。どんな出会いがあるか、そしてそこからどんな展開が起こっていくのか、誰にも想像がつきません。けれども、僕らは今日の初日の出のように、みんなで輪になり、にぎやかに楽しみながら、来るべき輝きの時を待つのだと思っています。

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ただいま年越しミーティング中!

皆様、あけましておめでとうございます。ただいま0時20分。年を越したファミリーは、なんとミーティング中なのです。大みそかもいつも通り開かれた日々のミーティングのあと、「せっかくだから、今年を振り返ってみんな一言ずつ」と始まった挨拶に熱が入って、あっという間に零時を越してしまいました。

新年最初のブログは、本当にファミリーらしい一幕になりました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

追記:ただいま02:10です。ようやく挨拶が一巡して、おしまいになりました。涙あり、笑いあり、一年のはじめにふさわしい、本当にいい時間でした。これからお菓子でパーティーです。そして、みんなで初日の出を見に出かけます。

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年越し蕎麦の光景

今年もあと残すところわずかとなりました。家や倉庫の大掃除や片付け、ふだんの倍ほどにもなる配送作業、170枚以上におよぶ餅つき、そしてそば打ちなどなど、メンバーそれぞれ忙しい年末の作業も終わり、みんなで揃っておそばを食べ終わり、ほっと一息入れています。

8時からは今年最後のミーティング。そのあとは今日は子どもも夜中まで起きていて、近くの神社まで二年詣りに出かけたりして楽しく過ごします。

月並みなことばになってしまいますが、今年はいろいろなことがありました。若い人を中心に家族が増え、新たな風が吹き、4月には創立以来の「木の花農園」から「木の花ファミリー」に名前を改めました。たくさんの、本当にたくさんの人々が訪れ、調和して生きる私たちの思いが大きく世の中に広がっていきました。

来年は、どんな年になるでしょうか。「きっと、洪水だぞ」とは、いさどんの弁。僕らにも予想がつきませんが、大きな流れが加速度を増し、おおきなうねりが広がっていくことは間違いありません。

本年は、皆様に本当にお世話になりました。来年も、木の花ファミリーをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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ファミリーで栽培したそばを製粉して打った、本当の手作りそばです。釜戸でゆでているところです。

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外は寒いけれど、そばの風味をよく味わえる冷そばを好む人が多いです。

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クリスマスパーティー

ちょっと掲載が遅れてタイムリーさが薄れてしまいました。ごめんなさい!24日の夜に、毎年恒例のクリスマスイブのパーティーが開催されました。年内最後のイベントとなるパーティーでは、毎回、メンバーたちがそれぞれに工夫した出し物でみんなを楽しませてくれます。今年も、忙しい合間を縫ってみんなが練習に力を入れ、盛りだくさんな出し物が飛び出しました。

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かわいいクリスマスケーキでしょ?

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サンタさんとトナカイさん登場。よい子とよい大人(?)にプレゼントを渡していきます。今年から、サンタさんもトナカイさんも役者が若返っ・・・いやいや、サンタさんは本物です。トナカイもね。はい。

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咲久夜と玲衣花は、英語で書いたオリジナルの絵本を読んでくれました。こちらは咲久夜です。英語はちょっとつっかえるところもあったけど、上手なイラストとストーリーでみんなを楽しませてくれました。

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こちらは玲衣花。コウモリやトカゲ、蛇をこよなく愛する不思議な女の子の話でした。

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そして、みんなを「かわいい~!!!」と感激させたのが、ちなっぴー&みちよちゃんと子供たちによる「ドレミの歌」。英語で、しかも振り付きです。 “Let’s start at the very beginning…”のおなじみの歌詞でみんなが歌い、踊りました。写真はキメのポーズが”オ・レ!”と、ばっちり決まったところです。

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ゲストのたけちゃんが本格派のパントマイムを大熱演してくれました。かっちゃんもトナカイで登場。一緒に演じた子供たちも上手でした。

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そして、若手メンバーたちによる寸劇。この世に生まれ出る前の魂と神様の会話を描いた寓話です。最初に、ロウソクを灯しておごそかに歌います。「あなたの御心のままに・・・」

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お芝居は「吹き替え」形式で進みます。神様役のありくん(右)、ナレーションのいさお(右から2番目)

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熱演する3人のキャスト。左から「友情あふれる天使」役のたっちゃん、神様役のやたぴん、「ちいさな魂」役のよしどん。かわいいコスチュームはまりちゃんとあきちゃんの力作です。

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「友情あふれる魂」役のみちよちゃん、「ちいさな魂」役のようちゃん。

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最後は歌を歌って大団円。「何もかもすべて 愛を知るため・・・」。

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パーティが終わって外に出てみると、大きな輪のかかった美しい満月が輝いていました。クリスマスにふさわしい、天の贈り物です。


日本を縦断したBDF車、木の花へ!

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報道関係者様各位

・・・という書き出しで始まる、いわゆる「プレスリリース」が本日、はじめて木の花ファミリーから出されました。以下に内容を転載します(こちらからPDFファイルをダウンロードできます)。

2007年12月24日

地球写真家の石井友規氏が
バイオ・ディーゼル燃料車による日本縦断の旅を終えて
木の花ファミリーにやって来ます。

~木の花ファミリーへのバイオ・ディーゼル燃料車の引渡し式も同時開催~

2008年1月10日、地球写真家の石井友規氏が富士宮市の木の花ファミリーにやって来ます。

石井氏は、2007年10月4日から12月25日の約2ヶ月間にわたり、てんぷら油などの廃油を再利用したバイオ・ディーゼル燃料車で国内の世界遺産14カ所を巡る撮影旅行を続けながら、各地の児童養護施設で写真を通じた自然と命の大切さを訴える講演を行ってきました。

今回、石井氏が撮影旅行に使ったバイオ・ディーゼル燃料車が、木の花ファミリーに一年間貸与されることとなりました。それを機に、石井氏による日本縦断の旅のスライド上映会と、バイオ・ディーゼル燃料車の引き渡し式を行います。

バイオ・ディーゼル燃料とは、化石燃料(軽油)の代替燃料として、生物由来の油を原料にしたディーゼルエンジン用燃料のことを言います。燃焼によって二酸化炭素(CO2)を排出しても大気中のCO2総量が増えない、いわゆる「カーボンニュートラル」な燃料であり、地球温暖化への対策が急務となっている昨今、世界的に注目されている取り組みです。

木の花ファミリーは、有機農業による自給自足を基盤とした共同体であり、循環型社会の実現を目指した活動の一環としてバイオ・ディーゼル燃料への取り組みを進めています。このイベントを通じて、いのちのつながりを大切にした活動を広く社会に訴えかけていきたいと考えております。

以上

■ 当日のスケジュール
11:00 バイオディーゼル燃料車による日本縦断のスライド上映会(石井氏)
12:00  バイオディーゼル燃料車の引き渡し式
12:30  昼食会(ファミリーで自給した食材による自然菜食)
13:20 「木の花楽団」による歓迎コンサート
14:00  終了

■ 石井友規 プロフィール
1983年、愛知県生まれ。昭和鉄道高校運輸科、大阪芸術大学 写真学科卒業。大学在学中に豪州をバイクで単独一周、帰国後 各方面に豪州の写真を発表。

主な個展・賞歴
■ 2005年
国連環境計画(UNEP)主催 世界環境フォトコンテスト 青年の部 入賞。
愛地球博 UN(国連)館にて全開催期間展示
■ 2006年
「Earth Scapes in AUSTRALIA」
キヤノンギャラリー銀座:2006年2月6日~2月10日
キヤノンギャラリー梅田:2006年3月23日~3月29日
大阪芸術大学総合体育館ギャラリー:2006年6月6日~6月10日
石井友規写真展「New York 2006 -platinotype-」

石井友規公式サイト: http://yuki.project-yoshi.com/