木の花イベントに出店しませんか?

6月14日(土)に木の花ファミリーのイベントを大磯のハウススタジオ「エピナール」で開催します。

そのイベントを共同で作り上げてくださる出店者さんを募集します!!ジャンル問わず、ファミリーが大切にしている心や営みに共感してくださる方で、出店されたい方は、ぜひご連絡ください。

短期間の募集となってしまいますが、興味をお持ちの方は、4月17日(土)までにファミリーまでメールにて以下の項目についてご連絡ください。折り返し、出店条件などについてご連絡します。

info@konohana-family.org
(迷惑メール防止のため、@、-、.を全角に変えてあります)

  • 店名(個人名)
  • 連絡先
  • 出店内容
  • 必要な面積
  • 出店を通じて伝えたいメッセージ

「エピナール」は広い洋館のような居心地のよい空間で、さまざまな表情の展示スペースがあります。最近開催されたイベントでは非常に幅広い方々が出店されていました(こちらをご覧ください)。

こちらのアルバムで会場の雰囲気の一端がつかめるかもしれません。

ちなみに、今回のイベントでは、半数は地元の有機農家さん、自然酵母のパン屋さん、オーガニックな食材を販売する飲食店さん、といった方々が出店されます。

イベントの趣旨はプレゼンテーションやウェルカムコンサート、農産物の展示販売などを通じてファミリーの営みを伝えるイベントで、昨年12月8日に東京・カフェスローで開催した「木の花ファミリーの豊かな夢」の続編的な内容となります。カフェスローでは満員の100名を超える来場者がおいでになり、大きな反響をいただきました。今回は、エピナール主宰の中里さんとのご縁をいただいて共同でイベントを開催する運びとなりました。エピナールの豊かな空間を生かして、多様なつながりを創り出す時間と空間にしたいと考えています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

エピナールの全景


光合成細菌とナスの鉢上げ

今日は、光合成細菌の活性液を仕込みました。EM研究所から光合成細菌の培養の元を取り寄せました。今年は、養蜂の蜜源兼、緑肥として栽培しているレンゲとヘアリーベッチのすきこみ後、水を張ったときにガスわきをおこし、少し根痛みするので、それの対策として、木の花菌活性液の流し込みをし、乳酸菌と酵母が主体なので雑菌を押さえ、その後に、光合成細菌の活性液を流し込む事で、硫化水素などの発生を抑制しようという事です。

また、ハウス、特にトマトなどの葉面散布などにも積極的に使っていく予定です

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セラミックを入れて、30度から40度のお湯をいれて、その後にA液(EM1のような液)を入れて、B液 EM3(光合成細菌)を強くしたような液

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B液を一リットル入れています

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こんな感じの装置で加温し、30から40度を保ち、3週間で完成です

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自家用のナスの苗を5寸(150)のポットに鉢上げしてます

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ナスも株元を出して植えると株元の白いところが緑化し、がっちりして発根してきます。表面の黒いのはくん炭です

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150ポットに鉢上げしました。少し大苗にしてもこれなら大丈夫です。今日鉢上げした品種は筑陽です。明日は千両2号などの品種を鉢上げ予定


畑作業などなど

今日は、最近の作業を紹介しまーす

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とうもろこしの定植。棒で定植穴を空けてプラグ苗を植えていきます

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ツꀀ定植後。こんな感じ。品種は、甘甘娘(かんかん娘)、ゴールドラッシュ。超あまーいとうもろこしになりますよ

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ツꀀサツマ芋の苗きり。さらに苗を増やすため、切った苗は、苗床の開いたところに挿していき、さらに苗を増やしていきます

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ツꀀこんな感じの苗です。ちなみに、これは、紅東(べにあずま)

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 一苗が3cm×8cmの間隔でうえて行きます

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ツꀀうり類の温床。夜閉じるときは、いつもはサイドの裾をあけて換気するのですが、今年は、天井を空けて、天井にござをかけています。上を空けた方が湿気が抜けやすいということで、採用。毎年、瓜類は、夜スーッと伸びてしまう傾向があったので、徒長を防止するためというのもあります

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ツꀀピーマンの京波

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鉢上げの時には、僕が研修生時代、自然農法センターの石綿さんに教わった、茎の下のほうを出すやり方で植えています。

植えたときは、下の茎の部分は、白っぽくてひ弱な感じがするのですが、しばらくするとがっしりしてきて、白っぽい部分は、緑色に変わってきてがっしりします。

また、その部分から細根が発根してきています。がっちりした苗に育つ予感


嵐が来たー①

今日は、台風と同じくらいの作物の被害がでました。

ツꀀ早くに育てるためにビニールトンネルしていた小松菜や大根のトンネルは、見事に飛ばされ、それだけでなく、その横の畝にまいて発芽していた小松菜類のところまでビニールが飛ばされ、何度もこすれたようで、かなりの割合がやられてしまいました。定植したキャベツやブロッコリーなども風によりかなり振られて痛んだ模様。一応、初期は、強風を予測し、パオパオなどで被覆し、しっかりと根付いてから取るようにしていたのですが、それにしても風が強すぎた!!

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里芋の芽だしをするために伏せこんでいたビニールトンネルが見事に吹き飛ばされています。

ビニールハウスのバンドが切れたり、鉄骨が歪んだり、それを大風の中で補修したりと大忙しでした

ツꀀ4月に台風並みの被害がでるとは、 今までだと考えられなかったのですが、これからは、起こりうるのですね。昨年からそれを想定して、ビニールトンネルもかなり丈夫に設置し、ハウスもしっかりと補強していたのですが、自然の力の前になすすべも無い感じでした

ただ、ひどい畑を補修しながら、残念な思いが沸き起こると同時に、「これだけやってこれなら、受け入れるしかないなーと」

ツꀀそんなことを思いながら作業していると笑いがこみ上げてきました

農業をやっていると、「人事を尽くして天命を待つ」みたいな感覚が実感としてわかるなーと。

木の花のメンバーがよく使う言葉の中に、「見通しは立てるが計画はたてない」という言葉があるのですが、自然を相手に仕事をしていると、これは、そうだなーと思います。

一応の段取りや予測はつけるけれども、目まぐるしく変わる自然の動きに合わせて、一日一日、瞬間瞬間で行動を変えていく

どんなにあがいてもお天道様がないと、作物は育たないし、自分がやってなんとかなるというよりも頂いている割合の方が多いなーと。

また、今回の嵐のような事態にあうからこそ、いろいろと学べます。スムーズに行っているときは、振り返ることがないけれど、問題ごとが起きたときこそ、いろいろと気づけるのだなーと。

願いがかなうばかりがいいことなのではなく、願いがかなわない事からもたくさんのことが学べる

つまり、どんなことからも学べるし、全ては天からのプレゼントだなーと感じます

そう思うと今日の嵐さんに感謝だなーと

ツꀀそうそう、ちなみに、今日は、仏陀さんの誕生日だそうで・・・。私も仏陀さんのように、なにものにも囚われない心になっていきたいものです

ツꀀではでは


お金のいらない国とファミリーの暮らし

現代に生きる普通のサラリーマンが、ふとした拍子にタイムスリップ。そこは、「お金のいらない国」になっていた500年後の日本だった・・・。

そんな内容の寸劇が、4月5日にファミリーで上演されました。この寸劇は小説「お金のいらない国」の著者である長島龍人さんが創作し、ご本人の主演と江端左恵子さん(NPO法人「ネットワーク地球村」代表・高木善之さんの秘書)、谷岡正美さん(農業)の共演により、各地のさまざまなイベントなどで上演されているものです。今回は、よしどんとの縁でファミリーで上演していただけることになりました。

劇が始まる前に挨拶された龍人さんは、「すでに『お金のいらない生活』を実践に移している人たちに、自分たちが何を言えるだろう?」と、少し戸惑っているようでした。けれども、彼が衣装に着替えて、舞台に立った瞬間に場の空気が変わり、劇が始まってみると、大人だけでなく子供たちも皆、その世界に引き込まれていきました。

お金というものがなくなり、物の値段も、そして所有の概念もなくなった世界を描いた1話目に続いて、2話目が描き出していたのは、現代人が自明のものとして考えている「恋人」や「夫婦」といった人間関係の枠がなくなった世界でした。上演が終わったあと、龍人さんは「この話に当然のように共感してもらったのは、ここが初めてです」と笑って話されていました。

ファミリーでは、ひとりひとりがお金やもの、そして人間関係などへの執着を少しずつ手放していくことを心がけて暮らしています。そうした私たちの実践と、龍人さんが小説や寸劇を通して描き出した世界が見事に重なり、お互いが笑顔で「出会えてよかったね」と語り合うことのできる時間となりました。

龍人さん、江端さん、谷岡さん、楽しく有意義なひとときをありがとうございました!

江端さんが「ネットワーク地球村」のブログで今回のご訪問を紹介してくださっていますので、そちらもぜひご覧ください。

今回の出会いを発端として、この寸劇と、木の花ファミリーをコラボレーションさせたイベントの企画も持ち上がっています。お楽しみに!

500年後の世界の住人を演じる龍人さん。「これが、お金というものですか・・・」

谷岡さん演じる現代人(右)と龍人さんの不思議なやりとり

劇のあとで、龍人さんはジョン・レノンの「イマジン」を日本語訳で歌ってくれました