お待たせしました!やじおの本気レシピ・第2弾!
9月の「恵みいただきます」にて大絶賛を博した『釜戸でコトコト煮込んだトマトカレー』のレシピを公開します!!
ただ今農繁期につき、公開がすっかり遅くなってしまいました。しかしカレーの美味しさは変わりません。以下、炎の料理人・やじお(通称やじー)からのメッセージです。
前回のブログ掲載後、一部で人気沸騰だった【やじおの本気レシピ】。
みなさんから他のメニューのレシピは無いのですか?と多数リクエストが有りました。
ご要望にお応えして、第2回目のブログアップです。私の体が壊れるのが先か、みなさんがあきれて興味をなくすのが先か。そういう意味では期間限定。できるだけ長く続けていきたいものですね。
月に1度の自然食レストラン、9月の「恵みいただきます」のテーマはインド。私に与えられたミッションはメインのカレー2種。トマトカレーとピーナツカレーです。
木の花で日常作るカレーは、煮物のつゆや豆のゆで汁、野菜ピューレの残り等を大切に冷凍しておき、それをスープや調味料として使用したエコロジーで大変美味しいカレーで、ゲストさんにも大好評です。が、そのカレーはご想像通り毎回違った味と見た目になります。2度と同じものが食べられないのが残念でなりません。
「恵みいただきます」では、そんなリスキーなカレーをぶっつけ本番で作るわけにはいきませんので、しっかりしたレシピを作成しました。以前から木の花にあったトマトカレーのレシピを複雑に、もとい、より美味しく改良したものです。
昔カレーの店をオープンしようと思っていた私の考える美味しいカレーとは、甘さ辛さ酸味のバランス、それを支える力強い出汁(スープ)ということに尽きます。
今、このブログを書きながら、レシピを眺めています。「こんな美味しそうなの、よく考えたよなぁ」と私が思いました(笑)。
1人でも多くの人に作ってみていただきたいオススメの自信作です。
それでは、『釜戸でコトコト煮込んだトマトカレー』、禁断の全貌発表です。パチパチパチ。
もはや誰にも止められない、炎の料理人・やじー。
その本気にあなたはどこまでついて来れるのか!?
いよいよ禁断のレシピ、大公開です!
釜戸でコトコト煮込んだトマトカレー(中辛)
400人前
注)やじおの本気レシピは「恵みいただきます」仕様になっているため、分量は4人前ではなく400人前です。ご注意ください。
【材料】
A
■ オリーブオイル・・・・・・・・・・・2.5ℓ
■ 玉ねぎ(スライス)・・・・・・・・・25kg
■ 人参(スライス)・・・・・・・・・・5kg
■ ニンニク(ホール)・・・・・・・・・750g
■ おろししょうが・・・・・・・・・・・500g
■ 一味唐辛子・・・・・・・・・・・・・小さじ5
■ ローリエ・・・・・・・・・・・・・・30枚
B
■ 湯むきトマト(冷凍)・・・・・・・・25kg
■ 赤パプリカ(素焼き)・・・・・・・・10個
■ 梅干し・・・・・・・・・・・・・・・30個
C
■ ガラムマサラ・・・・・・・・・・・・225cc
■ クミン・・・・・・・・・・・・・・・300cc
D
■ フェヌグリーク・・・・・・・・・・・112.5cc
■ ターメリック・・・・・・・・・・・・112.5cc
■ クローヴ・・・・・・・・・・・・・・12.5cc
■ シナモン・・・・・・・・・・・・・・12.5cc
■ ブラックペッパー・・・・・・・・・・25cc
E
■ 玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・・・1.5kg
■ じゃがいも(皮むき)・・・・・・・・1kg
■ 人参(皮むき)・・・・・・・・・・・800g
■ 大豆・・・・・・・・・・・・・・・・500g
■ ニンニク(ホール)・・・・・・・・・250g
■ 生姜(スライス)・・・・・・・・・・50g
■ 干しシイタケ・・・・・・・・・・・・25g
■ 昆布・・・・・・・・・・・・・・・・25g
■ 大豆、昆布、干しシイタケの戻し汁・・4ℓ
F
■ パプリカパウダー・・・・・・・・・・150cc
G
■ はちみつ・・・・・・・・・・・・・・650cc
■ 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・600cc
■ こしょう・・・・・・・・・・・・・・適量
■ 薄口しょうゆ・・・・・・・・・・・・750cc
H
■ かぼちゃ(皮むき)・・・・・・・・・3.75kg
I
■ 小松菜・・・・・・・・・・・・・・・10束
■ 重曹・・・・・・・・・・・・・・・・適量
■ 塩、こしょう・・・・・・・・・・・・適量
J(おからチーズ)
■ おから・・・・・・・・・・・・・・・150g
■ 酢・・・・・・・・・・・・・・・・・30cc
■ オリーブオイル・・・・・・・・・・・大さじ1
■ 塩・・・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1
■ マスタード・・・・・・・・・・・・・少々
K
■ 薪火の釜戸
【作り方】
① Kの釜戸を用意する。
② Eでスープを取る(弱火で3時間)。布でこす。水を足して15ℓにする。
③ Aをあめ色になるまで炒める。(中強火/付きっきりで5時間)
④ Hを蒸してマッシュする。
⑤ Bを煮詰めて(中火/付きっきりで3時間)、ミキサーにかける。
⑥ Eのスープがらをミキサーにかける。
⑦ Cを、苦みがやわらぎ香りが出るまで弱火で乾煎りし、Dと一緒に③に入れる。
⑧ ④⑤⑥を③に入れる。
⑨ ②のスープを入れる。
⑩ Gで調味する。
⑪ Fを入れる。
⑫ Iの小松菜を重曹で茹でて、ミキサーでピューレにし、塩、こしょうで調味する。
⑬ Jの材料を全てすり鉢でなめらかになるまでする。
⑭ カレーを器に盛り(1人前100cc)、中心に⑫のピューレを5ccのせ、小指大の⑬をトッピング。
やじーはここまでやります1:稲刈り
カレーと言えば、ライス。
こだわりの料理人・やじーは自ら田んぼに出向いて稲を刈ります。
やじーはここまでやります2:プレゼン
「恵みいただきます」前日に突如富士宮系インド人ヤジーナンダラーとして登場し、メニューを解説。よく見ると、何日間もカレーをかき混ぜ続けた右腕にサロンパスが。
やじーはここまでやります3:後片付け
家庭円満の秘訣・後片付け。もちろん炎の料理人・やじーは後片付けを欠かしません。鍋磨きは心磨き。料理の腕とともに心も磨いてこそ、真の料理人なのです。
さて、一体何人の人がこのレシピに挑戦するのでしょうか。
実践された方はぜひご一報ください。皆さまの果敢なチャレンジをお待ちしています!