最近まで体の疲れが半端なくたまっていた、キッチンスタッフのやじおさん。キッチンの中で孤独感を感じていたそうです。そういうことを人に話したら、自分が良くないパターンにハマっていたことに気付いたといいます。今では体がとても軽くなったやじおさんに話を聞いてみました。
こまちゃん(以下こ)「最近どう?」
やじおさん(以下や)「昨日、あわちゃんと話してさ。というのは、まりねえにあわちゃんについて思うことを話したことがあって、それをまりねえから聞いたあわちゃんは、僕の真意を知りたいってことで、直接色々話したんだけど。」
こ「うん。」
や「昔からだけど、僕もあわちゃんも、人に自分の気持ちを出さないで、一方通行というか、我慢してることで怒りがたまってることが共通しててね。で、僕の場合は言葉をストレートに出さないで、オブラートをかけて表現する癖が今まではもちろん、その時のあわちゃんとの会話の最中にもあって。それに気付いたから、話の後半ではそういうストッパーもなしにして話したら、あわちゃんが僕の真意を分かってくれて。相手は鏡だからね。あわちゃんに話してるようで自分に言い聞かしてるような感じだった。
今までの人生のことも話したんだけど、結局、さみしく思ってたのは、自分で抱え込んでいただけだった。それが分かって、抱えずに皆にシェアするようにしたら、僕自身は特に何も変わってないのに、急に体が軽くなった。
最近まで、職場のキッチンから出てきて、食卓で皆と話す気がおきなかった。人と話したらエネルギーをもらえるってわかってるのに、皆のところに出ていけないぐらいエネルギーがなかった。ちょっと休みたいからって。だからひきこもってる自覚はあったけど、鬱への黄信号だねってまりねえに言われた時は、なるほどなって思ったよ。」
こ「なんでそこまでエネルギーがなくなったんだろう?」
や「キッチンスタッフの誰もが自分だという感覚はあるんだ。キッチンにいるのが嫌とか、キッチンスタッフが嫌とかでは全然なくて、むしろ感謝してるんだ。ただ、キッチンで話をしても解決しないというか話が深まらなくて、まぁいいやで止まる。
キッチンにいるのがつらいから、表に出て働きますっていう話じゃないんだよ。そんな噂がたってるようだけど、男ばっかりの田んぼ隊に入ったらっていう人がいたけど、ポイントはそこじゃない。要は自分のパターンをやり続けていただけ。
昔から、何かをしたいという思いがあっても、それをやり遂げるのは苦手だった。行き詰まっては、引っ越しをしてみたり仕事を変えたり。精神性を深めたい気持ちはあるんだけど、それをやり抜く実行力が課題。継続性が苦手。いさどんに3回ぐらい、社会で生きていくのは難しいと言われた(笑。ただ、料理とか、自分のできることにピタってハマれば役に立つ人だと言われた。それは誰でもそうだけど。いさどんには『自分に足りないところは皆に助けてもらいな』と言われていたのに、人に力を借りることを忘れてしまって、自分でなんとかしようとぐるぐるして、苦しくなっていた。」
こ「僕は1ヶ月ほど前、皆にその時の思いをシェアした事があったよね。今の自分のままではダメだから、でも自分では自分がよく分からないから、皆の力を借ります、教えてくださいって。」
や「そう、それと同じ気持ち。自分をどんどん出していきたい。僕はなんでも自分でやろうとして、抱え込んで、シェアを出さない傾向がある。自分が滞ってるし、体の疲労が半端ないし、そのことも素直に表現できないし、もんもんとしてた。ある時まりねえに相談したというか、なんとなく話したら、『あぁもう変わらないといけないな』と思った。問題はキッチンにあるんじゃなくて、自分の中にあった。だから今後、キッチンになんか問題が起きた時、まりねえに話を聞いてもらって解決してもらうというのも手なんだけど、それでは受け身だから、僕が変わって、キッチン以外のところから新しい視点をもらったりしてそれをキッチンに持ち帰って、みたいにやっていこうと思うから、引きこもってる場合じゃないよね。今までは自分でうまいことやりくりしていくけど、ちょっとずつズレていって、怒りが溜まっていき、そのまま進んで大分ズレてしまってから、仕事を辞めたりしてきた。やっぱりストレスをためないのが一番。そのためには自分の課題に向き合って取り組まないと、いつまでもそのままだよね。なのにいつまでも過去に取り憑かれてるというか、執着を捨てないでいるなんて、ばかなんじゃないのって自分でも思う。」
こ「今はやじおさんの事を、皆が気にかけてくれてる感じだよね。」
や「それは感じる。それがなんか、今までは悪いなぁと思ってた。でも、事が深刻になるまで出さずにいて話をややこしくしてるのも自分だから、こんなパターンはもうやめよーと思う。」
こ「うん。」
や「少なくとも、食卓にきて皆と毎食話せるようにはなってるよね。それだけのエネルギーがあるし、話すとさらに活性するし。」
こ「一人で作業してると、思考が全て自分発の思考でしょ。あの人だったらどう考えるだろうっていうシミュレーションをすることで自分以外からの視点を入れて思考してみたりするけど、それもやっぱり自分発の思考だし。それで僕はネガティブにハマりがちで、だから人と話すって大事だと思う。」
や「「恵みいただきます」という食事会のメニュー決めという役割があって、キッチンスタッフの5~6人でメニューを決めるんだけど、アイディアは出るのよ。だけどだいたい似たり寄ったり。その案を恵みチームに出すと、かなりの確率で却下されるんだよね。キッチンスタッフだけでむりやり出したアイディアだからイマイチなんだろうね。それでみんな落ち込んで、キッチンに持ち帰って、またスタッフだけで気が乗らないのにむりやり考えるって負のスパイラルだよね。それでどうしようもなくなって、『恵みチームでメニューを決めよう!』という話になった。皆で決めるようにしたら、面白いように決まっていった。今までだったら、いんげんの胡麻和えをやりたいっていうアイディアをキッチンスタッフで決めて恵みチームに出しても、その時期にはいんげん採れないよってことになって、またキッチンスタッフで考え直してた。だから恵みチームに収穫係さんが入っていたら、即判断できるじゃん。あっという間に、それこそ悪乗りするぐらいの明るい雰囲気でメニューが決まっていった。もはや却下されることもないしね。」
や「メニュー決めはキッチンのことだから、自分たちが主になってやろう、と所有してた。それで却下されると、多くの人はへこむし、僕だと『じゃあ、お前らが考えろや!』っていう怒りになるし。キッチンという枠やプライドを手放して、みんなで決めようってことになったら、満場一致になって流れがすごく良くなった。」
こ「流れが良いか悪いか分かってなかったんだろうね。今やってる流れが客観的に見えてるかどうか。今までのやり方を手放せずに、悩んで疲れていったんだね。」
や「今までのやり方で流れをつくっていこうとするのが習慣になっていて、上手く行かなかったらもっと頑張ればっいいっていうやり方で今までやってきてダメだったのに、まだそれを続けてたことを今回実感したのが良かった。」
こ「いい流れの中にいるのか、それとも良くない流れにいるのか、嗅ぎ分けられるといいよね。今までとは違う流れの作り方に気づけるといいよね。それは全員に共通するよね。」
や「小手先の知識とかでやっていっても大本は変わらない。今までも上手くいった試しがないのに、一体何に頼ってたんだろうって今は感じるね。それで、僕の話は僕だけの話じゃなくて皆の話でもあるのに、なんかどっかで、自分だけで解決しようとするのはなんでだろうね。」
こ「分かる。僕も自分の力だけでやりくりしようという傾向がめちゃ強い。木の花に来る前までは社長の息子という立場だったり、怖がりなのによく思われたい気持ちがあったり、長男として強くあれと育てられたりとかで、人に頼ろうとしなかった。それが大小色んな滞りをうんでいた。これからは頼りまくってやろうと思うよ(笑」
や「僕は人に頼られるのが好き。他の人の中にもそんな人はいるだろう。頼れば、頼られたその人は喜ぶかもしれないのに、頼らないのはなんでだろうね。」
こ「頼んだら、迷惑かけるかもしれないとか思うからかな。」
や「今度、そこを深堀りしない? なんで人を頼らないのか。ここを解明しないといつまでも出しにくいじゃん。」
こ「そうだね!」
そして、「僕らはなぜ人を頼らないのか?」に続く。予定。
最近の色んな人の心磨き投稿、
面白いです。
僕らも日々実践していきます。
いつか投稿してみたいな。笑
けーご
投稿ウェルカム♪
日々の実践、やっていきましょー。^^
けーごがファミリーブログに投稿する?
それはおもしれー♪
心磨き投稿、続編をお楽しみに~
(やじおさんと会話しなきゃ・・・w)