週刊文春への掲載から間もなく2週間が経とうとしています。
このできごとをきっかけに、これまでどちらかと言うと自分の想いを言葉にするのが苦手だったメンバーたちも、少しずつ、想いを表現し始めています。一人ひとりがその人らしさを発揮していくことで、日々、心の距離が近付いて来ていることを実感しています。
そして、木の花ファミリーの中だけではなく、外からも温かいお気遣いや応援をいただき、この出来事がなければ気付けないままだったみなさんの心を知ることになりました。みなさん、本当にありがとうございます。
下記は、2014年度EDE受講生であり、ヘルパーとしてもたびたび木の花へお手伝いに来てくれているかまちゃんと、今回の騒動の真っ最中に木の花に滞在していたカナダ人人類学者のカティからのメッセージです。
かまちゃん
約一ヶ月間のヘルパー滞在では、大変お世話になりました。
『田植え』の時期に、田んぼ隊と念願の仕事が出来た事は、
私にとって最高の手応えある収穫でありました‼
『ありがとうございました。』
帰宅したら梅雨入り…
思い返せば色々とありましたが、
何といっても「週間 文春」の話題ですよね。
珍しく、Skypeで大人ミーティングを傾聴していたら、
皆んなのコメントが発表されて…
EDEを申し込んだ頃、
《他に何も無ければメンバーになる》意志を表明した事を思い出しました。
本当に早いもので「木の花…」通いも約一年…
もうそろそろ、腹を決めねばならぬかな⁉
という気持ちになりました。
「週刊 文春」の件については、
ヘルパー滞在中の出来事でも有りましたので、
一応コメントを記して置きますか。
約一ヶ月間のヘルパー滞在を終えた6/3の18時頃、
高速バスの終点になる東京駅で書店を通り掛かると例の事を思い出し、
まだ見た事のなかった「週刊 文春」を買おうと手に取って観た…
まぁ〜“いさどん”の顔のヒドイこと⁈
重い荷物を担ぎながら上手く立ち読み出来ず、
適当にページをペラペラと巡っただけで閉じてしまった。
そして¥400は高いなと思い、買うのを止めました。
まだ全ての閲覧を済ませて居ませんが、
(木の花メンバー一人ひとりの想いを言葉にしたブログを
大人ミーティングでそれぞれが読み上げるのを)
Skypeにて傾聴した感想は、私の作文よりも面白い‼
発表している時の皆んなが、
レアでリアルでスリリング…ドキドキ、ワクワクして、なんて快いのか‼
だからこそ、週刊誌定番のきな臭ささが一層引き立ちます⁈
これはまるで〔砂漠緑化作戦〕の様にも思える。
今後は「白いビックダディ物語」?!なんちゃって。
“メンバー紹介”も顔写真付きで。
ゲストの感想も軽くさし添えて…
考え始めたらキリがない。
私も、ありえへんことをしなくては⁉
随時、コノハナ専属フリーランスライターとして
投稿を載せて下さいませんか?
HPから、ドンドンFacebookで
《いいね!》してもらう様に‼
「木の花…」に、一人でも多くの人達が真実を確かめに来て下さる様に‼
キャサリン
木の花ファミリーで10日間過ごした後、私は 気分一新し、活力を取り戻しました。
富士山の麓にあり、約80人のメンバーで構成されるこのコミュニティは完全に自給自足しています。滞在中私が楽しんだことの一つは、キッチンスタッフによって愛とともにつくられた、新鮮な有機栽培の素晴らしい菜食の食事でした。しかし、私にとって食事よりももっと大切なのは、おもてなしの心でした。至るところに笑顔があるコミュニティ全体によって私は歓迎され、滞在の間中ずっと配慮と寛大さとともにもてなされていました。
木の花ファミリーメンバーの日常の活動を観察すると、皆が幸せで満足していることに気付きました。子供たちは強く、健康で、幸せであり、積極的に世界に関わっています。大人たちは取り組んでいる全ての活動を、最も平凡なことでさえ楽しんでいるように見えました。そして、どんなに忙しくても、私が出会った全ての人は、自らの人生の物語を私と共有する時間を喜んでとってくれたのです。
この場のエネルギーは人から人へと広がるものであり、私はそのほんの一部をつかんだことに感謝しています。
愛とともに
キャサリン
After ten days at Konohana Family, I feel refreshed and rejuvenated. Located at the foot of Mt. Fuji, this community of almost 80 members is completely food self-sufficient; so one of the things I enjoyed during my stay was wonderful fresh, organic vegetarian meals made with love by the kitchen staff. But more important to me than the food was the hospitality: I was welcomed by the entire community with smiles all around, and treated with care and generosity throughout my stay. As I watched the daily activities of members of Konohana Family, I noticed that everyone seemed happy and content. The children are strong, healthy, happy and positively engaged in the world; and the adults seem to enjoy every activity they undertake, even the most mundane. And no matter how busy they were, everyone I met was willing to take the time to share their life story with me. The energy of the place is contagious, and I am grateful that I caught some of it!
Love,
Catherine
北米先住民の間に伝わる「ドリームキャッチャー」をプレゼントしてくれたキャサリン。
キャサリンはもともと貧困の研究をしていましたが、貧困の中にも幸福があることを知り、人間にとっての幸福とは何かを探し求めてコミュニティの研究を始め、木の花ファミリーと出会いました。「悪い夢を捕まえ、良い夢だけを通す」と言われるドリームキャッチャーを、誰に渡すつもりもなく持って来たキャサリンですが、「木の花ファミリーは世界の夢です。それも、現実に実現されている夢です」と言って、プレゼントしてくれたのでした。