地方政府からの圧力により存続の危機に直面している中国のエコビレッジ「生命禅院 第二の家」の近況について、皆さまにお知らせします。
電線や水道管が破壊されたり、門を壊して男たちが押し入るなどの行為を受けていたことは既にお伝えしていますが、その後も毎日のように警察や政府関係者が現れ、様々な理由を述べて解散を要求し、修理した水道管が破壊されたり、コミュニティの出入口が封鎖されるといった状況が続いています。
年末から年始にかけては中国のメジャーなメディアと香港からの取材班が訪れましたが、警察や軍関係者から公的な取材許可を取るよう求められたり、宿泊するホテルにも監視がついて自由に行動ができず、生命禅院を離れることを余儀なくされました。
生命禅院メンバーの移動も厳しくチェックされ、第一支部へ通じる道は封鎖されることになりました。婚姻制度などの既存の枠にとらわれずに全ての人が対等な暮らしを営む彼らに向けて、門の前で朝から晩まで休みなく、中国の結婚法や少年教育法などをスピーカーを使って大音量で流し続ける、という嫌がらせも続いています。
1月8日には揚水ポンプへの送電線が切断され、彼らの水の供給に深刻な影響を与えています。これまで生命禅院に電力を供給していた鉄道会社が送電を停止し、地方政府は電力や水の供給において生命禅院を孤立させる方針です。
精神的リーダーであるシェファンさんが執筆した出版物は、一度も販売をしていない内部交流用のものでありながら違法出版物とされ、第4支部上空をヘリコプターが旋回し、コミュニティのすぐそばには警察が常駐するための小屋が建てられました。
*詳細な状況については、現在彼らに唯一残されている英語のホームページにて報告されています。
→生命禅院ホームページへ
この困難な状況の中でも、生命禅院では法的に公正な対応を当局に要求したり、若手メンバーたちが外に働きに出て経済的にコミュニティを支援するなどの努力を続けています。
そして昨日、昨年夏に生命禅院からの訪問第1号として木の花に滞在していたアイリェンより、みちよちゃん宛にメッセージが届きました。
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道代へ
木の花ファミリーからの大いなるエネルギーを送ってくれてありがとう。物理的には共にいないけれど、魂では互いに繋がっているね。
ツォンロンが返信したように、こちらの状況は改善していないけれど、みんな前向きに暮らしています。
道代の「起こること全てに理由がある」という言葉は正しいと思います。「大きくなった木は風によって壊される」という中国のことわざをシェファンが先日言ったように、道(タオ)の仕組みに沿って、私たちにもそれが起こりました。
私たちの暮らし方は、中国の中ではとてもユニークです。私たちは誰のせいにもしないし、地元政府を憎んだりもしない。代わりに、私たちの愛を、私たちを傷つける人達も含めて、広げていくべきだと思っています。
だから、道代からのメールに「警察官も地元政府の人も含めて、みんなにとって良い年となりますように!」と書いてあって感動しました。
メッセージは生命禅院のみんなにも伝えます。木の花のみんなにもくれぐれも宜しくお伝えください。
みんなのことを時々恋しく思います。フェイスブックで木の花の写真を見ると、木の花での美しい思い出が思い出されます。木の花での体験はわたしにとって2013年で最高の体験です☺
みなさんにとって2014年とこれからのEDEが素晴らしいものになりますように。
愛とハグと共に
愛恋
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