過疎化に悩む農村出身のメンバーであるまっちゃんの物語、
『跡取り息子の描く未来』をご紹介した数日後、
年配の男性から木の花に1本の電話がかかってきました。
「自分を告白してくれてありがとのー。
まっちゃんに伝えてくれのー。」
それだけを言って、電話は切れたのだそうです。
電話を受けたみほちゃん曰く、
「すごく感激している感じだった。」
その数日後、再び年配の男性から電話がありました。
「まっちゃんにありがとうと伝えてのー。」
どちらも名前を名乗らずに切れてしまったため、
どこのどなたかはわかりません。
ただ、どちらも言葉に福井なまりがあったそうです。
まっちゃんの物語をご紹介して以降、
ファミリーにはたくさんの方からメールやお電話で感想が寄せられ、
その反響は現在も続いています。
感想をくださる方の中には、同じような立場に置かれている方も
少なからずいらっしゃいました。
まっちゃんも反響の大きさに驚きながら、
「このことを通して思ったのは、僕の事例は僕だけのものではなく、
ファミリーが僕の事例に出会い、交流していくことで、
何かしらのモデル的な役割が果たせるんじゃないかってこと」
と心機一転!
閑話休題。
まっちゃんのご両親との話し合い以降も、
ファミリーでは様々な人たちとの出会いが相次いでいます。
それは例えば、
ユース・ビジョン・サミットの若者たちや
大人サミットに集う大人たちだったり、
後継者不足に悩むカトリック修道会の方々だったり、
病院以外の提携先を探していた障害者支援センターだったり、
それぞれのフィールドも抱えている問題も様々ですが、
皆、何かを探し求めてやってきて、そして出会いました。
いさどんは言います。
「時代が変わろうとしている今、大切なのは、
気付いた人たちからつながっていくことです。
そのネットワークが、世界を変えていくことになるでしょう。」
折しも、今年は“結び”の年。
福井なまりの男性の、
「ありがとのー」
というひと言の奥にあるたくさんの想いを感じながら、
自分たちにできることはなんだろうかと、切磋琢磨の毎日です。
こんにちは☆
私も、まっちゃんのお話を読んで、感動した一人です。
そんな背景があったんだぁ。。。と。
一人の行動と発信が、他者に波紋を広げていくのですね。。。
誰の問題(と思われるもの)も、みんなの問題なのですね。。。
千恵さん、こんにちは!
コメントどうもありがとうございます。
本当に、誰の問題もみんなの問題ですね。
そして進化の種なんですね。
この先にどんな花が咲くのか、楽しみです。