最近の富士山の様子
木の花で暮らしていてお金を意識する事はほとんどないのだけれど、最近、ウコンやキクイモなど薬効効果の高い品目が在庫が目立つようになってきた。あー売れていないなーという意識でいたけれど、改めて考えてみると、無農薬でつくりパウダーにするまで本当に丁寧に作っているので、ウコン君に対して申し訳がたたないなーと思ってきた。せっかく健康に育っても役立ててくれる人に出会えてその効果が発揮される。その出会いの機会を作っていないのはこれは僕等の意識の低さだなーって思った。
本当に大切に育てているからこそ、ウコン君の命が生かされて、ウコン君が、小林君になったり、佐藤さんになったりして、最後吸収されてうんこ君になって出てくるまでをしっかりと責任をもってサポートすることが大切なんだなーと。
これから僕が出来る事といったら、作物さん達の様子をこまめに伝えたり、食べ方を紹介したりすること。きっと作っている様子などがリアルに感じられるのって食べるときにもより美味しくなると思うんです。
自分で作った作物をたべるのが美味しいのは、つくっているプロセスもすべてひっくるめて知っていることが大きいと思う。作っている時の苦労や喜びも加味されるから、そういう物語も含めて食べるので美味しい。だから、きっと農家や家庭菜園で自分で作っている人達が一番、美味しく野菜を食べてるんじゃないかと思う。
どれだけ伝わるかは分からないけれど、その努力は惜しんではいけないなーと感じました。
それと同時に、そんなのをまったく抜きにして本当に美味しいものを育てていくことが大切だなと。
まだまだ、自分の理想としている美味しさには程遠いけれど、真摯に学んで成長していければと思いました。
■ちなみに、参考までに、僕の友人でスイカを作っている土肥さんという人がいます。
http://www.dosuika.com/wake09.html
彼がHP上に、自分のスイカへの想いや栽培方法など書いていますが、僕は彼の取り組みをみて本当に応援したいなーと思うし、もしスイカを買うならこの人から買いたいなーと思います。実際に本当に美味しいしね。土肥さんの場合もスイカにかけるその生き方や彼そのものを応援してくれている人が多いのではないかと思います。
木の花のお米や野菜を買ってくれている人も僕等の生き方や考え方そのものを応援してくれていると思います。そういう応援してくださる人や支えてくれている人たちに本当に喜んで貰えるような、美味しくて安全なものを育てていく努力を続けていこうと思ってます。
また、それを買ってくれることが環境保全につながったり、こういう生き方に対する応援につながっているし、耕作放棄地の再生、ひいては地域農業の再生にもつながってきます。そういうことも、応援者の方々に、ニュースレターのような形で発信していきたいなーと思ってます
つれづれなるままに書いてみました。
たっちゃん、ありがとう。
改めて言われると照れくさいです。
先日のぷ組経営勉強会で講師の土屋さんが基本認識として
「ビジネス価値と価値の交換」という話をしてくれました。
だから、価値が伝わる人がお客さん。
思いをつたえること、そしてその価値をつたえること、価値を具現化する技術、力をもつこと。
責任と思いをもって価値を伝えていきたいね。
経営って社会を通じての自己実現ってつくづく思います。
土曜日、再会楽しみにしてます。