来る5月3日、ファミリーのいさどんが60歳の誕生日を迎えます。その節目をファミリーでは「生前葬」で祝うことになりました。
「僕にとっては20年が人生のひとつの区切りになっているんだよ」といさどんは語ります。ちなみに20年前の40歳の誕生日に、いさどんは経営していた会社をたたみ、仲間たちと共にこの生活に入る準備を始めました。「木の花農園」の創立は、その2年後のことでした。
「僕は今度の5月3日で60歳になります。これは僕の認識では4回目の生まれ変わりです。
0歳でこの世に生まれ、20歳で社会に出て25歳で会社を立ち上げ、40歳まで職業を持つ時代を過ごしました。心の道に出会ったのは、30歳の時です。そのときに、僕は『人生を80年、その半分の40年を折り返し地点として、あと10年は自分の中から湧き出してくる欲の想いを実現して生きていこう。そして、折り返し地点でお金を得るための生活をやめて、残りの半生は世のため人のために生きよう』と決めたのです。そして40歳で仕事を辞め、そこから始まったのがこの出会い、木の花ファミリーの生活です。
60歳からの20年間は最後のステージです。ですから、その節目の誕生日にお葬式をすることにしたのです。そこで肉体を持った人間としての精神を葬ろうと思っています。そして、
もちろん、お葬式をするといっても、肉体はまだ続いていきますから、心配はいりません。ただ、そこからは物質的な価値観のもとに日々を生きないということです。そして、ただただ心の道を歩んでいく。そんなふうに今世の最終ステージを迎えようと思っています」
この「生前葬」の場所が、これからの時代の生き方やあり方、考え方について語り合えるきっかけになればと願っています。
<開催日時・会場>
- 日時:2011年5月3日(火)12:00 ~ 17:00
- 会場:おひさまハウスひまわり(地図はこちら)
<スケジュール>
- 12:00 昼食
- 13:15 葬儀
- 15:00 休憩
- 15:15 座談会「これからの人の生き方、あり方、考え方」
- 17:00 終了予定
<お申し込みなど>
- 参加はこちらからお申し込みください。
- 参加費用は無料です。香典も必要ありません。
- 葬儀のみのご参加も可能です。
- 昼食をご希望の方は600円をいただきます。
- 服装は自由ですが、喪服を着用されたい方はご自由にどうぞ。
<蛇足>
この「生前葬」はあくまで人生の節目の儀式として行なうもので、いさどんの死期が近いというようなことはありません。どうぞご心配なく!
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