みちよです。
先日、私が日本大使をつとめるエコビレッジの国際的な組織、Global Ecovillage Network (GEN)のアジア・オセアニア地区(GENOA)の総会に出席してきました。
総会はフィリピンで行われ、バングラデシュ、カンボジア、スリランカ、フィリピン、タイ、オーストラリアなど、各国の大使から取り組みの様子が報告されました。出張報告は、次号のニューズレターで予定しています。
その総会の報告会を、来る12月1日に東京・渋谷で開催します。アジアでの最新のエコビレッジの動向をお伝えする、貴重な場となります。ぜひ、ご参加ください!
グローバル・エコビレッジ・ネットワーク・オセアニア・アジア(GENOA)
2010年度年次総会』報告会
~ 地球も人もハッピーな暮らしに向けて ~
“サスティナブル”(持続可能)は今や時代の合い言葉。人間だけの幸せを追い求めた結果、地球環境に大きな負荷がかかり、
生態系全体の調和が乱れています。温暖化をはじめ、このままの暮らしを続けていけないことは、今や誰の目にも明らかになってきました。
そんな中、世界で始まっているのが「エコビレッジ」(人と地球が調和した循環型の暮らしの場)。地球環境への負荷を減らし、生態系と調和しつつ人間としての幸福度を高めていくような新しいコミュニティです。
そうしたエコビレッジづくりを世界で推進しているのが国際NGO「グローバル・エコビレッジ・ネットワーク」(GEN)。
そのオセアニア・アジア地区(GENOA)会議が、今年11月4日~6日にフィリピンのエコビレッジで開催されました。今年は、その会議に日本大使の古橋道代他、GENOAの日本メンバー4名が使節団として参加しました。
アジア及びオセアニア各地でいまどのような新たなコミュニティづくりの活動が進められているのか、今回はちょうど来日中のスペシャルゲストを迎えて、最新情報をみなさんにお伝えします。
■ とき
2010年12月1日(水) 18:30~20:45
■ ところ
環境パートナーシップオフィス(EPO)
(東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F )
http://www.geoc.jp/intro/access.html#epo
【最寄駅】
- 表参道駅(東京メトロ:銀座線・千代田線・半蔵門線)
B2出口を出て、そのまま青山通りを直進してください。右側に国連大学が見えてきます。その右ウィングがGEOC、青山ブックセンターのある建物のB2階にEPOがあります。 - 渋谷駅(JR・東急・京王井の頭線・東京メトロ)
宮益坂方面に出て、宮益坂(りそな銀行とキムラヤの間)を登ります。金王坂上交差点を直進、子どもの城のとなりが国連大学です。その右ウィングがGEOC、青山ブックセンターのある建物のB2階にEPOがあります。
■ 参加費
一般1,500円
GENOA会員 1,000円
■お申し込み
こちらのフォームからお申し込みください。
《 申し込み〆切 : 11月30日(火) 》
*当日参加可
■主催・問い合わせ
グローバル・エコビレッジ・ネットワーク・オセアニア&アジア(GENOA)
日本大使 古橋道代
問い合わせ:genoa.japan@gmail.com
当日連絡先:090-2426-7287
■ 内容
今年で第5回目を迎えた「グローバル・エコビレッジ・ネットワークオセアニア・アジア(GENOA)年次総会」が、11月4日~6日に
フィリピンのラフィング・フィッシュ・エコビレッジにて開催されました。
バングラデシュ、カンボジア、スリランカ、フィリピン、タイ、オーストラリアなど各国のGEN大使から総会の初日に報告された各国の取り組みの様子の最新情報を、日本語版のダイジェストでお伝えします。
今回は、スペシャルゲストとして、「ラフィング・フィッシュ・エコビレッジ」を設計・建設した住人のジョン・ヴァーミュレンさんと、
日本からの使節団としてこの会議に参加され、ご自身も故郷の島根でエコビレッジ立ち上げの計画を進めておられる召古裕士さんをお迎えします。
■ 報告者プロフィール
古橋 道代(ふるはし みちよ)
グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)理事・日本大使として、日本の取り組みを世界に、また世界の取りくみを日本に紹介している。またGENのオセアニアとアジア地区(GENOA)の副代表も務める。フィンドホーンにおいてエコビレッジ・トレーニングとエコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)指導者養成コース修了。2007年1月より木の花ファミリーのメンバーとしてコミュニティの生活を実践しながらエコビレッジ教育を担当。
■ エコビレッジとは?
ひとことで言うと、地球も人間も共に幸せに生きるためのコミュニティ。
安全で環境にやさしい農産物を自分たちでつくったり、太陽光や風力などの自然エネルギーを自給したり、排水処理やごみのリサイクルを進めたりといった環境負荷を下げる工夫のほか、こどもたちをみんなで育てたり、高齢者や障害者も暮しやすい工夫をしたり、文化やアートを大切にしたりと、人間としての幸せを高めていく場でもあります。いわば、すべての生命と幸せをわかちあう暮らしの共同体。
でも、エコビレッジにはまだはっきりこうだ!という定義があるわけではありません。生態系と調和しながら、人間性を高めていこうとする世界の人々が、それぞれの場で独自のコミュニティをつくりだしています。
■GENOAとは?
GENOA(グローバル・エコビレッジ・ネットワーク オセアニア&アジア)は、国際NGOグローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)のオセアニアとアジア地区の支部です。
エコビレッジの暮らしを創造するためのデザインと技術的な専門性、そして都市、郊外、農村地域において人々が威厳をもち、人と人、人と自然の間で調和をもち持続可能な暮らしに向かって共に住む環境を共有するために、ネットワークすることを目的としています。
これまでに、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、ネパール、フィリピン、バングラディッシュ、スリランカ、カンボジア、インドネシア、韓国、中国、日本が参加し、情報交換をし合いながら、この地域での動きを盛り上げていく活動をしています。
一緒にアジアのエコビレッジの活動を盛り上げていきませんか?メンバーとして積極的な参加をご希望の方は、下記までお問い合わせください。
genoa.japan@gmail.com