炭素循環交流会報告②

まずは、圃場の写真を見てもらいましょう。

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■総勢50名以上の見学。なかなかの圧巻。キャベツ・ブロッコリーの圃場

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良いできのものと、悪い出来のものが混在している。出来のいいものは、ほとんど虫害が無い。虫害があるものは、徹底的にたべられている。現在は、虫にウイルスが感染して、虫害が一気に止まってきた。

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人参の圃場 エンバク→人参 良い生育をしています

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■ナスの圃場 ナスは、定植直後は調子がわるかったものの、根が回復してからは、ぐんぐん伸びてたくさんとれました。現在2m50センチくらいの背丈。窒素系肥料をやってないのに、こんなにとれるとは思わなかった。びっくり。畝間にはチップが敷いてあります。

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圃場では、城さんが雑草を抜いたり、作物を食べたりと五感をつかって、作物の様子をみることを伝えてくれました。

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午後は、城さんのブラジル訪問の報告会と炭素循環入門講義。みんな真剣に聞いています

ちなみに、ブラジル報告会についてはたんじゅん広場というサイトでも掲載されているので興味のある人はみてください

■たんじゅん広場

http://tanjunnou.blog65.fc2.com/blog-entry-154.html

ツꀀ■炭素循環HP http://freett.com/tenuki/kiso/shindan.html

炭素循環の入門講座は、自然の側からみることを様々な事例を交えながら理解できる機会になりました。

質疑応答も積極的にでて、時間に収まりきらないくらい興味は尽きなかったようです。

また、講義の中で野菜の硝酸濃度を測ってくれました。少し虫食いの小松菜は、400ぐらいでした。

今回は、たんじゅん農法で作った農産物でつくった500円のお弁当とおやつもたべてもらいました。

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みなさん楽しんで頂いたようでよかったと思っています。また、機会をみて交流会は、継続的に開催していければと思っています。今後ともよろしくお願いします

ツꀀ

また、参加した、わたわたのミクシーに載っていたコメントも載せておきます。ありがとう

炭素循環農法では農法といってもこうしたら良いという方法が確立しているわけではなく、また過去の経験は全て未来への問いかけであると考えます。つまり交流会や講演で話される内容は、全て「問い」。先生は自然であり、答えは未来にあると。だから城さんの話も、一通りの話のあとで、随所に「・・・とはいえ、人間の言っていることですから信じないで下さい。答えはあっち側にあります」が出てきました。質疑応答も本当はQ&Qです。人間同士のやりとりで理解しようとすることは、聞く方も「問い」であり、答える方も「問い」であるのです。この感覚、元々自然を見る目のある人や2回目参加の人は楽しめますが、初参加の人は何々農法の講習会って感覚で質問するのでちょっとだけ当惑していたかな。とはいえ、穏やかな城さんの語り口、また木の花ファミリーでの実践がある程度具体的な課題を絞りつつあるという現状を見たこと、参加者の多くがQ&Qを楽しんだことから、全体を通して、良い経験交換や課題を整理する機会になったと思われました。

木の花ファミリーでの課題は、アブラナ科の軟弱系葉物類、キャベツ・ブロッコリー・カリフラワーですね。そこそこ生育量はとれるものの虫害が多い。緑肥からの切り換えをどのように行うかの行程を整理するなかで、もっと虫害発生の要因が単純に整理できるようになると思います。畑の柔らかさの変化や団粒の維持時間の変化の観察、ずらし定植をした場合の観察などを手がかりにしていけば良いのではないかと思われました。自然が先生ですから、教わる側が積極的に答えを引き出せるようにしていくことが必要なのでしょう。根菜類、ハクサイ、ホウレンソウは良くできるようになってきています。作物による受け止めの違いというのも貴重な情報ではないかと思いました


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