みんなで支え合った富士登山

みなさん、こんにちは!8月4日の深夜から5日の午前中にかけて、ファミリーの有志で富士登山に出かけました。その様子について、ヒロッチがレポートします!

夜8時、小学生も含めた総勢30人が留守番のみんなに見送られ、車で富士山の新5合目に向けて主発しました。夜10時、いよいよ登山開始。用意してもらったおにぎりとクッキーを背負って、ヘッドライトの灯りだけを頼りに登山道に入りました。

途中、高山病にかかる人や付き添った人など、6人が山頂にたどり着くことを断念して山小屋で休むことになりましたが、残る24人は登山開始から5時間から7時間半をかけて頂上にたどり着くことができました。ほとんどの人は5時前のご来光に間に合いました。

当日は天候が心配されましたが、ふたを開けてみればこれ以上ない!というようなコンディションで、雨の心配は皆無、風もほとんどなく、山頂からは滅多にお目にかかれないほどの絶景を拝むことが出来ました。もちろんご来光も素晴らしく、そのあまりの神々しさに涙を流す人も少なくなかったようです。

山頂では浅間大社に参拝したり、観測所に行ったり、休憩所で仮眠をしたりと、それぞれに時間を過ごしました。最後に皆で記念撮影をして、順次下山の途についたのでした。

5合目に戻ってきた人から順に車で帰宅、昼前には無事に全員がファミリーに到着しました。その日の午後は、ほとんどの人がゆっくりと昼寝を満喫しました。

今回の富士登山は僕が「言い出しっぺ」だったのですが、みんなと頂上にたどり着くことが出来た喜びや、ご来光や眼下に拡がる圧倒的に美しく雄大な自然への感動、そしてご神体に登らせていただき、終始一番近くに神の存在を感じながらの登山のありがたさが相まって、山頂ではずっと目を真っ赤にしながらグシュグシュの状態でした。

みんなにとっても、今回の登山は「みんなでみんなを支えあう」世界をそれぞれに体験できる出来事となりました。体力のある人がきつそうな人のカバンを持ってあげたり、手を引いてあげたり、脇を抱えて手助けしたりと、自分ひとりでは登れないだろうと思っていた人も多くが山頂までたどり着くことができました。ご来光にもなんとか間に合って、たくさんのメンバーで同じ体験を共有することが出来ました。

帰ってきた日の夜の大人ミーティングでは「思いあい」と「支えあい」にあふれた今回の富士登山の体験について、「みんなにありがとうを言いたいです」「本当にいい体験でした」といった声が相次ぎました。家族の絆がさらに深まった素晴らしい思い出として、皆の心に残ることになったようです。

今回は登らなかったいさどんも、「来年は還暦登山をするぞ!」と言っています。来年はきっと、今年以上に多くの人がご来光を見に行くことになるでしょう。

ご来光と雲海
ご来光を仰ぐ人々。ファミリーのメンバーもいます
山頂の浅間神社で記念撮影!

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