たっちゃんです。今日は、自然農法センターの研究員かつ、ファミリーでもある「わたわた」が記事を書いてくれるということだったのでアップします
母本選抜の前に、ウイルスチェック、長さ、太さを計測してます
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今日は木の花でタネとりしながら育成を進めているオリジナル青首ダイコン「富士宮重」の選抜と移植をしました。この畑では冬~初夏にエンバクなどの緑肥を育てて鋤込み、秋作はこのダイコン作っています。外からの肥料の持ち込み肥料をせずに、その畑で育てた緑肥を土に戻して循環を作り、その循環に適応するダイコン品種を作ろうというわけです。この試みは自然農法センターの研究員の方と協力して進めています。
まず研究員の方が、ウイルス病の程度を調べ、全部抜いて根の長さや太さなどを測定しました。次にダイコンの長い順に並べ、揃いをチェックし、病気がなく長さも十分で太りの良い優良な株を選び出しました。調査の結果、昨年よりも揃いが向上しており、病気にも強く、形状も申し分ない品種に固定してきていると思われました。母本数は昨年の2.5倍くらいとれたように思います。品種特性も良い方向へ向かっており、タネもたくさん採れそうだし、本当に楽しみです。
選び出したダイコン(母本といいます)は、すぐ横の別の畑へ移植しました。母本が冬期に凍らないように葉の付け根部分までしっかりと埋まるように穴を掘り、1本ずつ丁寧に移植していきます。
春になったら防虫ネットのトンネルを作り、その中で開花させて、他所の花粉が混ざらないようにして交配させてタネとりをする予定です。
きれいにそろった大根。来年の種取りと栽培もたのしみ
太さを計測しています
根もきれいにそろったものがとれました
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この文章をシェアしたファミリーからは、研究員の方っていうけれど、研究員のわたわた本人がかいてるじゃーんってみんな笑ってました。
今回の母本選抜のために、一緒に来て作業くれた千嶋研究員にも感謝です。
みんなで作業を出来てたのしかったー!!