あなたが普段想っていること、感じていること。果たしてそれは、真実でしょうか?今日は、みんなで一緒に心の体操をしてみましょう。
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食当メンバーののんちゃんが、ファミリーの中で「ちょっと苦手だな」と感じるのは、畑隊のたっちゃん。なぜかというと、「自分を確立していて跳ね返されそうな気がするから。」でも、たっちゃん曰く、「自分は、自分が確立していなくて悩んでいるのに、心の色眼鏡でそうも見えるなんて面白いね」と。そして、いさどんから見える景色は、「のんちゃんは、しっかりしていそうに見えるけれど、実は頼れて確立しているものを求める心がある。だから、確立していないものを見ると、不安になって遠ざけようとする心が働く。」同じくたっちゃんを苦手だと思うにしても、のんちゃんが思っていた理由とは正反対の理由が真実だったとは、目から鱗ののんちゃんでした。
収穫メンバーのあきちゃんは、ラブちゃんにマッサージをしてもらった時に、「木の花いち、体が凝っているね」と言われ、「これは自分の心の表われだから、しっかりと振り返らないといけない」とショックを受けていました。いつも一生懸命のあきちゃんではありますが、木の花いち心が滞っているとは到底思えないと感じた私は、いさどんにそれを話してみると。。。「それは、あきが手術を受けた後の話だよね。誰でも入院して体を動かさなかった後に、畑に出て体を使うと、体がばきばきになるよ。僕も入院した後、そうだったから」とあっさり。それを聞いてあきちゃんは、「よかったあ!実はあれからずっと、自分で振り返っていたんだ」と言いながら、顔にはいつもの笑顔が戻りました。
子育て担当のあっちゃんに、みこが、「みのりがたたいた」と言っています。あっちゃんは、「みのり、みんなと仲良くしないとダメでしょ!」と半分怒りモード。そこに居合わせた私は、幼児たちみんなに話しました。「みこ、この前いさどんに言われたよね。みのりがみこをたたいたということは、先にみこがみのりに何かしたからでしょ。みんなもそうだよ。大人に『~がたたいた』と言いに来るんじゃなくて、自分がそういうことをやらないこと。みんなで仲良く楽しくできるんだから、やって下さいね。」幼児たちは素直に「はい」と返事して、またみんなで遊び始めました。
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人の数だけ、心の形があるとするならば、それはすべて真実です。ただ、自分やまわりを幸せにする真実と、そうではない真実がありそうです。あなたが見ている景色が、もしあなたを幸せにしていないとしたら、それはあなたの心を変える最高のチャンスです。
木の花ファミリーの生き方。みんなで助け合って支え合い、ともに心を磨いていく暮らし。ひとりではなかなか気づけない自分の色眼鏡も、みんなの中ではその色が自然と目立つものです。さあ、あなたは何色の眼鏡をかけているのでしょう。あなたは、幸せ色の眼鏡をかけていますか。