一年の振り返り

今年もあっという間の一年でした。農業をやっていると本当に一年があっという間です。もう、年末?っていうのが率直な感想です。

ツꀀ

さて、今年一年の畑の取り組みを大まかに振り返ってみたいと思います。

今年は、外部の研究機関との連携がより強まった年になりました。

自然農法国際研究開発センターと共同で行う実証圃場を3圃場設けました。畑作、稲作、種取りの圃場の3箇所です。特に面白かったのは、畑作、稲作の圃場ともに、無肥料で育てる区画を設けたのですが、畑作のナス、きゅうり、稲など非常によい出来でした。今までの土作りの結果なのか、ナス等の肥料を必要とする作物が無肥料で順調に育っていく姿を見て、肥料をあげることの意味を改めて問う良いきっかけになりました。普及所長の織田さん、研究員の山田さん、石綿さんには、特にお世話になり、様々な知識や知恵を現場で教えてもらうことが出来ました。勘や経験だけに頼るのではなく、そこに科学的なアプローチも入れながら深めていく。来年も引き続き実証圃場は続けていくので、結果を見るのが楽しみです。

ツꀀ

新しい技術の利用として、光合成細菌の培養と拡大培養が出来るようになりました。

苗のかん水や作物への葉面散布、田んぼのガス沸きの防止などに効果を発揮しました。

より健康な作物を作る強力なツールになってくれています。

ツꀀ

また、農水省の補助金がでた「教育ファーム」を開催することが出来ました。普段、何の考えもなしに食べている食物も、種をまいて、収穫、加工し、口に入るところまでを自分の手でやることによって、自然から頂く恵みの大切さやなどを感じてもらえたのではないかと思います。ツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀツꀀ

また、今年の暮れからは、メンバー間の自然農法勉強会を始めました。新しいメンバーや古いメンバーを含めて、自然農法・有機農業に対する知識を改めて一から学習し、全体の底上げを図っていこうという取り組みです。全員が農業のことをよく理解することによりより安全で高品質な作物を作っていければと思っています

ツꀀ

来年は、EDE(エコビレッジデザインエデュケーション)の環境の講義を木の花百姓隊が担当するとになっています。また、各方面から、講義や発表の依頼が来ています。今までの地道な取り組みを外部に伝えていく機会が益々ふえていくことになりそうです。

ツꀀ

今年は、新しい施設も購入し、そこをエコ化していくのと同時に、様々な教育プログラムも開催していきます。体験型のEDEや環境に配慮した農業など様々なプログラムが行われていく予定です。畑や田んぼは、農的な暮らしを支えるベースです。いろいろなことが行われていきますが、地道に良いものを作っていこうと思っています。

来年の個人的な目標は、改革改善。細部にこだわり、心を込めて命の糧を生産するお手伝いをしていきたいと思っています。来年も皆様により良いものをお届けできるよう精進してきたいと思います。来年もよろしくお願いします


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です