達也です。ついにEDE(エコビレッジデザインエデュケーション)が国連の認証をとりましたー!!ツꀀその開催場所として、木の花ファミリーも認証をうけることになりました。やったー!!木の花のメンバーは、講師としても参加します道代ちゃんは、全体の統括、いさどんは、世界観の講義、僕と晃ちゃんは、環境2という持続可能な農業の取り組みのような感じの箇所を担当します。ということで、詳しい説明は道代ちゃんからお願いします
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梅雨の長雨が続きますが、今日は久しぶりにちょっと晴れ間が見えています。みなさん、いかがお過ごしですか?今日はファミリーのみちよちゃんから、皆さんに嬉しい知らせがあります!!
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私が代表を勤める「日本エコビレッジ推進プロジェクト」と「NPO法人開発と未来工房」の共催で、今年の11月からエコビレッジの教育プログラムで ある「エコビレッジ・デザイン・エデュケーション(EDE)」が開催されます。これは国際的なエコビレッジ推進組織が開発し、世界各国のエコビレッジを舞 台として行われているカリキュラムで、日本では初の開催となります。木の花ファミリーも、実習地の提供や講師やスタッフの参加などを通じて全面的に協力し ています。
そのプログラムに対して、昨日、国連を含む各団体から公式な認証が下りました。これは、国連の組織である「持続可能な開発と教育のための10年」や 「国連訓練調査研究所」が正式に支援している教育プログラムであるという認証を得た、ということです。また、国連のほか、世界的なエコビレッジのネット ワーク組織であり、国際NGOの「グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)」、そしてそのエコビレッジの教育部門である「ガイア・エデュケー ション」からも公式な認証を取得しました。
さて、このEDEについて、以下に案内を掲載いたしました。
地球上に住む人々、そしてあらゆるものが調和の中に幸せに生きていく暮らしへの学びを提供するプログラムです。
国際的に著名な環境の専門家のほか、ファミリーの畑隊やいさどんも講師としてプログラムに登場します!
皆様からの参加を心からお待ちしております。
現在各所で配布されているパンフレットのPDFファイル(487KB)はこちらです。
みちよ
自分も世界も同時にハッピーにできる、いちばん早くて確実な方法。
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第1回 EDE エコビレッジ・デザイン・エデュケーション
~未来につづく暮らしの学び~
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2008年11月~2009年6月
いよいよ日本初開催/受講生募集。
お早めにお申し込みください。
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エコビレッジとは?
一人や一家族では実践が難しい持続可能な暮らし方も、
コミュニティという単位なら可能になります。
行政や企業主導ではなく、自分たちでコミュニティのあり方を考え、
楽しみながら積極的につくりあげていくのがエコビレッジ。
10名前後のメンバーからなる小さなものから、1,000人を超える
大きなものまで、世界中に、すでに15,000ものエコビレッジが
あると言われています。
大家族のように皆で食事
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いまよりずっとしあわせに暮らしながら、持続可能な未来をつくって
いく方法があるのを知っていますか。衣食住、エネルギー、お金、
環境、孤独、子育てや老後の不安・・・いまの暮らしにまつわる
問題の解決策のほとんどは「エコビレッジ」にあります。
みんなで共同農園を持って、楽しく作物を育てたり。自動車を
シェアし合って、少ない台数とエネルギーですませることができたり。
自然エネルギーを利用した快適な家に住み、個人の家のほかに、
みんなでともに過ごす共有スペースもあり、そこには必ず誰かしらいて、
ちょっとした悩みを相談できたり。週に何日かは交代で夕食を作って、
大家族みたいににぎやかに食事したり。両親が働いていても、
手のあいている大人みんなが声をかけて子供たちはいつも安心して
暮らすことができたり。一人っ子でも、たくさんの兄弟がいるかのように
わいわいと切磋琢磨し合って成長できたり。エコビレッジは、現代に生きる
わたしたちの、とぎれてしまった「ココロとカラダ」「人と人」「人と大地」と
いったあらゆるつながりを、ていねいに回復していくワクワクする試みです。
そこで取り戻される循環型の暮らしは、健康な身体、人や自然とつながって
生きることの歓び、持続可能な環境を同時に実現してくれます。
微生物などの力を借りるバイオダイナミック農法
EDE(エコビレッジ・デザイン・エデュケーション)は、国連「持続可能な
教育のための10年」の重要な位置を占める、国際的な教育カリキュラム。
いよいよ日本でも記念すべき第1回のスタートです。
エコビレッジを作るのに必要なのは、智恵と技術。そして正しい知識と世界観。
EDEの講座内容は、世界12カ国ですでに学ばれているカリキュラムを、
日本の社会状況に合わせてアレンジしたユニークなプログラム。たとえば、
自分の心と世界の流れをとらえ、バランスをとっていくための具体的な方法や、
人との関係の中で自分の思いを実現していくこと。 経済の読み方や、
リーダーシップの取り方。セルフビルドや農的暮らしやエネルギーといった、
持続可能な生活のスキルなど。これからの、ますます先が読めない時代を
生き抜くのに必要となる実践的内容が盛りだくさん。国内外から各分野の
第一人者を講師陣に迎え、集中的に効率よく学びや気づきを深めていくことが
できます。
わらと土だけで出来た自然に還る家
EDEは次の4科目から構成されます。
環境 衣・食・住・働・遊などわたしたちの暮らしが環境負荷の低い循環型のものであること。
そのためにすぐに使える、暮らしに役立つテクニックから、コミュニティという単位で実現可能な
技術、さらに自分たちで新しいオリジナルな方法を生み出していける基礎や哲学も学びます。
(テーマ例:「エコ建築とその改修」「食の生産」「適正技術」「自然の回復と災害後の再生」など)
冷房不要で快適 パッシブソーラー技術
経済
社会システムをささえている経済システムを理解することで、社会を変える
方法が見えてきます。現行の経済学でなにが解決できてないかを理解すれば、
新しい経済の仕組みをつくりだすことができます。エコロジーや友愛の思想を
ベースにした新しい経済のあり方を学びます。
(テーマ例:「社会的企業」「コミュニティ銀行と通貨」「制度面と資金面の問題」など)
社会
「人間関係」も、わたしたちにとって「環境」のひとつ。ひとりひとりの豊かな個性が
いきいきと発揮され、誰もが安心して暮らせる社会、自分にとっても周りにとっても
居心地よくかけがえのないコミュニティをつくりあげ、運営していくためのスキルを学びます。
(テーマ例:「コミュニケーション・スキル、意志決定とファシリテーション」
「個人のエンパワーメントとリーダーシップ」「健康と癒し」など)
世界観
他の3科目、さらにすべての土台となる、意識の持ち方について学びます。
楽しみな未来に向かって進んでいくために必要な、ホリスティック(統合的)な
物の見方や、その中で優先順位を的確に判断できる目を養います。
(テーマ例:「自然の声に耳を傾け、つながろう」「気づきと意識の転換」
「創造性と芸術」など)
※カリキュラム詳細の 日本語版は7月以降無料ダウンロードすることができるよう
ご案内させていただいておりましたが、作業が遅れ気味になっております。
申し訳ございませんが、もう少々お待ちください。作業完了次第URLを
こちらに掲載させていただきます。
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●開催日程
第1回-経済
11月1日(土)、2日(日)、3日(祝)
第2回-社会
11月22日(土)、23日(日)、24日(祝)
第3回-経済
12月20日(土)、21日(日)、22日(月)
第4回-社会
1月10日(土)、11日(日)、12日(祝)
第5回-世界観
2月13日(金)、14日(土)、15日(日)
第6回-環境
3月20日(祝)、21日(土)、22日(日)
第7回-世界観
4月29日(祝)、30日(木)、5月1日(金)
第8回-環境
6月12日(金)、13日(土)、14日(日)
● 開催場所
日本大学 富士自然教育センター
〒418-0107 静岡県富士宮市佐折字狂入632-3
JR身延線・富士宮駅から富士急静岡バス「休暇村富士」行き
田貫湖南下車(約45分・820円)
東京駅→富士宮駅は高速バスも運行されています。
*第7回目のみ別の会場となります。
● 定員
30名(お早めにお申し込みください)
● 参加費
全8回参加の場合25万円(2008年9月15日までにお支払いの方は24万円)
1科目(2回)参加の場合 7万円
1回参加の場合 4万円
窶「 講座受講料・宿泊費・食費を含みます。
窶「 受付は全8回参加される方が優先されます。 全8回/4科目の参加で
ガイア・エデュケーションより修了証書が発行されます。
窶「 1科目あるいは1回参加の場合、修了証書は発行されませんが、
1科目(2回)を受講されると1科目分の単位として認定されます。
窶「 分割払いも可能です。ご希望の方はお問い合わせください。
窶「 欠席した回のクラスの振替は、翌年の同じテーマの回の受講により
可能です。宿泊費と食費は再度徴収させていただきます。
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<EDE に関するよくある質問>
●EDEは誰が作ったの?いつできたの?
国際NGOグローバルエコビレッジネットワーク(GEN)の教育部門、
ガイア・エデュケーションがプログラムのガイドラインづくりを担当。
ガイア・エデュケーションは、世界中で長年にわたりエコビレッジづくりや
教育に携わってきた第一線のエキスパート集団GEESE
(持続可能な地球のための国際エコビレッジ教育者)により組織されました。
EDEプログラムは、GEESEのメンバーが1998年から集い、
2006年から試験的に始まりました。
●今までどんなところで、どのようにおこなわれたの?
2007年度以降世界12カ国/15カ所(オーストラリア、インド(2カ所)、
タイ、イスラエル、ポルトガル、ドイツ、イギリス(2カ所)、ブラジル、
メキシコ(2カ所)、ボリビア、アルゼンチン、アメリカ)で開催されました。
●どんな人を対象としているの?
今の暮らし方に疑問を感じている方、今住んでいる場所や今後の移住先で、
持続可能な暮らしとコミュニティをつくりたい方、そのための仲間やネットワークを
探している方、効果的なファシリテーション方法を学びたい方などを対象としています。
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<ファシリテーター/講師(予定)紹介>
経済:
– ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
経済グローバリゼーションに対する世界的なオピニオン・リーダー。
ライト・ライブリフッド賞受賞。ISEC(エコロジーと文化のための国際協会)代表。
著書『ラダック 懐かしい未来』(山と渓谷社)など。
– 田中 優
グローバル経済のカラクリを斬新な視点で読み解くとともに、平和で持続可能な
社会づくりを提案・実践。未来バンク事業組合理事長。
著書『おカネで世界を変える30の方法』(合同出版)など。
社会:
– 榎本 英剛
コーチングとリーダーシップのトレーニングを国際的に展開。
GEN評議員。CTI (The Coaches Training Institute) ジャパン創立者/顧問。
– 森 良
学びと参加をつなぐコーディネイター。NPO法人エコ・コミュニケーションセンター代表。
「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議(ESD-J)理事。
世界観:
– 廣水 乃生
米国プロセスワーク研究所にて葛藤解決・組織変革ファシリテーション
マスターコース修了。コミュニティ・ファシリテーション研究所代表。
– 古田 偉佐美
「木の花ファミリー」創設者。同じ価値観を持つ仲間たちとの出会いを機に1993年、
静岡県富士宮市に、同コミュニティを創立。運営面、精神面ともに 中心的な役割を果たしている。
– メイ・イースト
フィンドホーン財団の、エコビレッジ教育プログラムの責任者。
財団・GEN・国連を繋ぐ国際関係ディレクター。
インターナショナルホリスティック大学講師。エコビレッジ教育者。
環境:
– 糸長 浩司
パーマカルチャー、エコビレッジ運動の学術分野における第一人者。
日本大学生物資源科学部教授。パーマカルチャー・センター・ジャパン代表。
– 山田 貴宏
エコ建築や共空間のデザイン、まちづくりなどをテーマとする。
ビオフォルム環境デザイン室代表。
– 日高 保
伝統的な工法、自然素材の活用による建築設計を行っている。
きらくなたてものや代表。
– 木の花ファミリー畑隊
食糧自給率ほぼ100%の木の花ファミリーにおいて、
自然農法国際開発研究センター等と協力しながら、
有機農業を日々実践しているチーム。
全体:
-鎌田 陽司
NPO法人開発と未来工房代表理事。懐かしい未来ネットワーク代表。
チベット伝統医療復興支援ネットワーク代表。KJ法マスター。
– 古橋 道代
GEN日本大使として、世界のエコビレッジの動きを日本に紹介。
エコビレッジ・デザイン指導者養成コース(4週間、フィンドホーンにて)修了。
日本エコビレッジ推進プロジェクト代表。
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主催:NPO法人開発と未来工房、日本エコビレッジ推進プロジェクト
後援:NPO法人 持続可能な開発のための教育推進会議、環境省(交渉中)
<お問い合わせ・お申し込み>
E-mail: jepp.org@gmail.com
このパンフレット、下北沢の「気流舎」で見たよ。
びっくりした。