フィンドホーンで研修中!

こんにちは!木の花ファミリーのみちよです。10月26日からスコットランドのフィンドホーンというエコビレッジに来ています。5年前にも1ヵ月半ほどエコビレッジ・トレーニングを受講するために来たことがあるのですが、今回は「エコビレッジ・デザイン教育(EDE)」の講師養成講座を受講するために来ました。実は、私が代表をつとめる日本エコビレッジ推進プロジェクト(JEPP)NPO法人開発と未来工房の共催で、木の花ファミリーを拠点として2008年末を目標にEDEを開催する計画があります。そこで、EDEの内容をしっかりと把握し、より良いプログラムを日本の皆さんに提供するために、またフィンドホーンやグローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)の関係者とのつながりを確かなものにするために、ファミリーを代表してここにやって来ました。

4週間の講座ではエコビレッジを作るにあたって大切な4つの柱、「環境」、「経済」、「社会」、そして「世界観」を1週間ごとに分けて学び、またこれらの要素を講師として伝えていくためのトレーニングなども兼ねて行っています。

毎日、結構ハードスケジュールです。月曜日から金曜日までは朝8時35分から9時まで瞑想、9時から12時半まで授業(途中1回休憩あり)、昼食後は午後2時から5時まで授業、6時に夕食を済ませて、7時半から9時まで曜日によって多様なプログラムが提供されます。土曜日と日曜日は午前中の授業がないので、その間に洗濯物や宿泊している家の掃除を済ませます。午後からは通常どおりの授業。夜もトピックに関連するビデオやDVDの上映会があります。

今回のフィンドホーンへの訪問は、木の花ファミリーとフィンドホーンという「光のセンター」をつなぐという役割もあり、ファミリーのウェルカムコンサートで美雅ちゃんが歌っている「むかしむかし」を130人ほどのコミュニティのメンバーに披露したのと、テーゼという15人ほどの歌のグループに「お帰りなさい」をお届けしました。木の花の心を感じてくださった方からは、「涙が出ました」とか、「感動しました」、「素晴らしい歌ですね」といったコメントを頂きました。テーゼのグループの皆は、木の花とフィンドホーンを結ぶために「オーム」を唱えてくれました。感動して涙が出ました。

このプログラムは24日に終了し、25日にはデンマークに立ち寄ってGENの創設者であるヒルダー&ロス・ジャクソン夫妻に再会してきます。またデンマークのスワンホルムというエコビレッジにも招かれているので、そちらも見学してきます。来年の1月12日、東京・表参道のEPOで報告会を開催予定ですので、お楽しみに!(日本エコビレッジ推進プロジェクト jepp.info[at]gmail.com までお問い合わせください:[at]は@に読み替える)。

フィンドホーンではファミリーについてのプレゼンテーションを行う機会がありましたが、スワンホルムでもプレゼンテーションを行う予定です。授業の中でも、ファミリーがどのような取り組みをしているのかをクラスの皆や講師に伝えることで、良い事例提供ができています。そして、ファミリーのあり方がエコビレッジ的な取り組みであることを強く感じています。
あとは、環境に負荷をかけない住居やエネルギーの自給といった課題をクリアすれば、世界に誇れるエコビレッジができると思います。その課題も、「富士山エコビレッジ研究会」で実現の方向に向かって着実に動き始めています。日本に帰ってからのプロジェクトの進展が楽しみです!

(みちよ)

071117_095956.jpg

 

071117_095955.jpg

 

071117_103058.jpg


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です