昨日から今日にかけて、財団法人自然農法国際開発研究センター(自然農法センター)研究員の石綿さんが泊まりがけで農法指導にきてくださいました。石綿さんは、去る7月にも指導に来てくださっています。
ご指導いただいた詳しい内容は追って「畑だより」 でもご報告しますが、今回、石綿さんはファミリーの全員に向けてプレゼンテーションをしてくださいました。土と野菜の関係について1時間ほど説明してくださったのですが、かなり専門的な内容にもかかわらず、あまりの興味深さに、みんな声をあげて感心する内容でした。
農業においては、一般的に土は「肥料の容れ物」のように見なされがちです。これは、化学肥料を使用する慣行農法に限らず、有機農業においてもそうです。けれども、野菜は、ただ土の中にある養分を吸い取るのではなく、根からさまざまな情報を発信しています。土はその情報を受け取って、その環境を変化させているのです。野菜がこんな風に土と情報のやりとり、つまり「会話」をしていることを、みなさんはご存じでしたか?
こうした現象が、たとえば自然に対する情緒的な思い入れや願望ではなく、実験結果を踏まえた明快な事実として説明される面白さは、「私たちだけで見ているのがもったいない!」と思わせるほどのものでした。
自然の摂理を明快に見据えた石綿さんの視点は、これからの日本の農業に欠かすことのできないものであると思います。ファミリーでは、農法指導などで 今後ともお世話になると同時に、石綿さんの研究を実地で活かしていく場所として、研究の成果を広めていく役割を担うことができれば、と考えています。
土と野菜の精妙なメカニズムを楽しそうに説明する石綿さん
みんな、真剣なまなざしで聴き入っています
一見、淡々とした実験レポートですが、内容は深い!のです
面白そう~。私も拝聴したかったです。地元にお招きしたいくらいだわ。著書とかあれば教えてください。分厚い専門書ではなくて・・・〔笑)
コメントありがとうございます!
本当に、いずれみなさんにお聞かせする機会があれば、と思います。まだ、著書は残念ながらないそうですが、いずれ出版される日を楽しみにしていてください!!
木の花ファミリーのブログからは目が離せませんね^
私も土や植物と会話できるようになりたいです☆
石錦さんの新しい情報を楽しみにしております♪
コメントありがとうございます!
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