大阪イベント終了-参加者の質問にお答えします!

遅ればせながら ―

6月2日、大阪・梅田での出版記念イベントが、
無事に終了いたしました!

 

会場となったSOLVIVA梅田店

 

司会を務めるのは、地元大阪出身のまり姉!

 

同じく地元出身のこはるちゃん(右)もボーカルとして初参加

 

恒例の「ウッキーウッキー」に沸く店内

 

 

ファミリーの親しい友人もたくさんかけつけてくれて
会場のあちらこちらで「久しぶり~~!!」の声が上がり、
かつて心のケアで滞在されていた方の元気な姿にも再会。
また、口コミやホームページ、新刊等で初めて木の花を知った方にも
大勢お越し頂きました。

イベント後にいただいたアンケートには、
「ファミリーに会いたかった」「 実際に訪れてみたくなった」
「歌に癒され、元気をもらいました」という声に混ざって、
「人参がおいしいと聞いていたので、なくて残念!」
という声も。。スミマセン!
来月には収穫できますので、ぜひ食べに来てくださいね。

 

また、アンケートには、質問もたくさんいただきました。
会場でも、皆さんからの質問に木の花のメンバーたちが答える
「質問タイム」 がありましたが、あっという間に時間が過ぎてしまい、
後から「 もっと詳しく聞きたかった」というコメントをいただきました。

 

そこで!

 

会場で時間が取れなかった分、今日はこの場で
メンバーたちが皆さんの質問にお答えします!

 

参加者の質問に答えるいさどん

 

 

*    *    以下、アンケートからの質問です   *    *

 

Q : 引きこもりや躁鬱の方がファミリーに来て回復していくというお話がありましたが、
彼らがここに来るきっかけは何かを知りたいです。
特に引きこもりの方がここに来ること自体が不思議です。

★ まこっちゃん(3年の引きこもりを経て木の花に出会い、現在はメンバー)
僕は3年間引きこもりをしていたんだけど、なんとかしなきゃ、という気持ちがあって、
農業体験がいいと聞いてネットで検索したら木の花を見つけました。
ただの農業体験だと行き辛いけど、木の花はホームページで様子を知ることができて、
なんだかあったかい様子が伝わってきた。それで行ってみようと思ったんです。
きっとみんな、なんとかしなきゃって想いがあるんだと思う。
僕はちょうどその想いが大きくなっていた時に、木の花に出会ったんです。

★ ようこ (ケアサポートチーム)
心の病を持つ方がここを訪れるきっかけは、ホームページやTV番組で知ったり、
木の花を知る人から勧められたりと、いろんなパターンがあります。
病院やカウンセリングでは効果がなく、今の医療に限界を感じた人たちが
最後の頼みの綱としてここを訪れるというケースも多くあります。
ある意味、今の自分をなんとかしたいという気持ちがピークに達し、
それが変化への原動力となる「旬」な人たちがやって来るということだと思います。

 

Q : みんな明るい表情でストレスがないように感じましたが、本当にそうなのですか?

★ まり姉
表情を作っているわけではないので、そう感じられたのだとしたら、
みんな本当に明るい気持ちだったんやと思います。
ストレスの捉え方は人それぞれなので、
あるかないかと聞かれると一概に答えるのは難しいです。
もしもストレスを感じたら、考えるべきことは考えて、あとは手放す!

★ いさお
ストレスをどう捉えるかということかな、と思います。
それを良くないものとするよりも、自分の学びの材料と捉えて、
その原因を外に見るのではなく、何故それをストレスに感じるのか、という
自分の内面を見つめていく材料にしています。

 

Q : 建築関係の仕事をしているので、現在建築中の建物の詳細が知りたい。
申請などの法的なことはどうしているのですか?

★ みかこ(建築チーム)
建築のプロの方に依頼して、通常通り手続きをしています。

 

Q : トイレのものは畑や田んぼに利用しないのですか?

★ こうちゃん(畑隊)
独自の処理をした上で液肥として利用しています。
屋外にはコンポストトイレもありますが、そちらの排泄物は
微生物によって分解されきって増えないので、そのままにしています。

 

Q : 写真ではビニールマルチが使用されていましたがいずれなくす方向でしょうか?
以前農業に関わることがあり、その時にビニールマルチの処分に“?”と思ったので。

★ こうちゃん
生分解性マルチを使おうとしたこともありましたが、値段も高いし、
完全には分解されないということを知ってやめました。
いずれいいものが出たら使いたいと思いますが、現段階では
除草や地温上昇などの複合的な観点から、作物によってはマルチは必要と考えています。
また、例えば現在の日本の食料自給率の低さや食の安全性などの問題を考えた時、
経済面や生産性で無理のない有機農業を成り立たせることも大切なことだと思っています。
その時に、より多くの人が取り組みやすい中間的な技術が必要になることもあるでしょう。
その時々でできるベストを尽くしながら、今のやり方に固定せずに、
より良い方向を目指して変化し続けていきたいと思っています。
うーん。言葉で説明するのは難しいね。
百聞は一見に如かず。ぜひ遊びに来て、畑を見てください。
電話でもお話しできますよ。

 

Q : EMは簡単に作れますか?

ホームページで作り方を紹介していますので、よかったらご覧ください。

 

Q : この組織が大きくなった時、どんなふうに運営されていくのでしょうか。

★ みちよ
私たちの中には、組織を大きくしようという意図は特になく、
ただ自然の流れを頂いていくことを大切にしています。
今は流れの中で自然に人数が増えている、ということであり、
また別の流れが来たらそれを頂く。
方向性は定めたとしても、細かな計画は立てないのです。
この先にどんな展開が待っているのか、私たちも楽しみにしています。

 

 

*     *     *     *     *     *

 

 

質問の他にも、想いの詰まった感想をたくさんいただきました。
いただいた感想はファミリーみんなでシェアし、
これからにつなげていきたいと思っています。
皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

アンケートには、こんな問いもありました。

 

「人は何故生まれ、生きるのでしょうか?
そして、その先には何があるのでしょうか?」

 

ぜひ、一緒に探求していきましょう!