大町より1 ー みほちゃん編

長野県大町市にある木の花ファミリー大町ビレッジには、現在みほちゃん、こうちゃん、あいちゃんの3人が滞在しています。今年はトマトが大豊作!の大町の3人より便りが届きましたので、皆さんにご紹介します。まずは1人目、みほちゃんから ──── 。

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大町に遊びに来たすめらと、みほちゃん

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今年の大町はトマトが良くできました。
加工トマトはもちろん、自家用として育てたトマトもよくできたのです。
自家用トマトとして育てたのは、ミニトマトのミコ、イエローアイコ、中玉トマトのレッドオーレ、オレンジオーレ、大玉トマトのひみこです。

 
こうちゃん:
いや〜いいトマトだ〜。大町はトマトに向いているね。
美穂ちゃん、写真撮っといて!
このトマトの写真をみんなにみせてあげよう。

美穂:
は〜い。
(確かにたくさんトマトがなっているけど、写真にとってみんなにみせてあげるぐらいすごいんだ。・・・?トマトをしっかり見てこなかったからすごさが分からないな・・・)

 
という、どこらへんがすごいのかな?という気持ちで写真を撮ったため、いまいちいい写真が撮れず、こうちゃんにトマトのどういう写真を撮ったらいいのか質問することに。

 
こうちゃん:
ゴテゴテしてないで、すらーとしているところがいいんだよね。
細いけどたくさん実をつけてるんだよ。こんなのは今までないんだよ。栄養がかつかつじゃないし、かといって余ってるわけじゃない。
写真をみんなに見せるのは、こんなのができるんだよっていうイメージを共有したいからなんだ。どういうのを目指したらいいかってのがイメージできるとそれをやれるようになると思うんだよね。トマトの可能性を知ったからこそ、慌てずにじっくりと対話して、潜在的にもっている能力を引き出すことができると思うんだ。大町の気候がトマトにあっているというのもあるけど、富士宮でもトマトと対話していけばトマトの可能性を引き出せると思うんだよ。僕だからできたということではなくて、カトケンでもりゅうしろうでもできると思うんだよ。

美穂:
あーなるほど。例えばフィギュアスケートで4回転を一人の人が跳べるようになると、他の人も自分もやれると思って跳べるようになるようなものだね。

こうちゃん:
そうそう。天然循環法というのはことばで説明されてもつかめないところもあるじゃない。進んでみて、感じてみて、あ、こういうことかと落ちていくような。

美穂:
わたしも天然循環法を農であらわすというのを思った時に、自分の中でいまいち、「これだ!」というのがつかめていないとこがある。だけど、最近太陽のことを意識するようになって、感覚的にだけど天然循環法を農で表すって、太陽の思いをつないでいくということなんだなということが分かってきた。
いさどんはいつもいさどんの見てる世界を共有してくれるよね。だけど、ことばでは説明できない部分もたくさんあってもどかしいと思ってるんだろうね。

 

いさどんは、ブログ『瞬間瞬間がオリジナル〜群れが個人を目覚めさせる』の中でこう話していました。

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ひとつになることは、個が自立し、目覚めるためにある。ひとつになることによって、自らのキャパを広げ、自由自在に行動し変化していくことが可能になる。そういった余裕を身に付けるということだ。
これはやはり体感を伴わないと難しいだろうか。言葉だけで語っても、結局は聞くだけになり、現実が伴わないものになってしまう。

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言葉だけでなく、語る人の奥にあるものを感じていくこと。
そうすると意識が共有されていく。
共有された意識はそれぞれが意欲を持って進む指針になる。
こんなことをトマトについて話している時に感じました。

 

P.S.
つなげてみるということが、なんとなく体感として分かってきました。
今までの自分の見方がなんと狭い、「今」しかない見方だったことか。

こうちゃんは、つなげてみることで、ネガティブにはまっていたようなこともすぐに受け取れるようになったそうです。

こうちゃん「心磨きをやっているつもりだったんだな」

私も言い訳したり、昔よりはできている、とすぐに思う癖を認識しました。

「今」をより深く認識するために、「過去」を振り返り、
「今」と「過去」を「未来」につなげていくからこそ、意欲が湧く。

信頼しあうっていいな〜
ということを感じることが多い大町のこのごろです。

 
美穂

 

ジャガイモを収穫するみほちゃん
ジャガイモを収穫するみほちゃん

 


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