「炭素循環農法」実践交流会@木の花ファミリー

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  「炭素循環農法」実践交流会@木の花ファミリー
   2010年5月5日(水・祝)09:00~16:00
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これまで16年間に渡って無農薬・無化学肥料による
畑作、稲作を行ってきた木の花ファミリーですが、
昨年から画期的な無施肥農法「炭素循環農法」を畑作に取り入れ、
着実な成果を上げています。
このたび、炭素循環農法の啓発に尽力されている
林幸美さんをお迎えして、勉強会を開催することになりました。
既存の有機農法からの転換期にあるファミリーの圃場見学を含め、
理論と実践を交えた価値ある学習の機会になると思います。
ぜひ、ご参加ください!

*日時:平成22年5月5日 09:00~16:00
    ※ 昼食が必要な方はご持参ください
*集合:おひさまハウスひまわり
    〒419-0302 静岡県富士宮市猫沢238-1
    (旧住所表示:静岡県富士郡芝川町猫沢238-1)
    アクセスマップ http://www.konohana-family.org/way/way.html
    TEL/FAX:0544-66-0250
    メールアドレス:info@konohana-family.org
*主催:木の花ファミリー
*講師:林幸美氏
*費用:無料
*日程:09:00 おひさまハウスひまわり集合
       圃場見学
    12:00 林氏による講義、質疑応答、交流会
    16:00 終了
*お申し込み:
 ・インターネット(http://goo.gl/vhrV)よりお申し込みください。
 ・代表者のお名前、メールアドレス、連絡先、参加人数を明記の上、
  メールまたはFAXでお申し込みください。

■ 木の花ファミリーとは

木の花ファミリーは60人(2010年4月現在)が
血縁を超えた大家族として暮らす、
富士山のふもとの農的共同体です。
1994年、20名の創立メンバーが世代や血縁を超えて助け合う
共同生活を志して静岡県富士宮市に移住、
ファミリーの前身である「木の花農園」を創立しました。
メンバー全員が調和の精神のもとで
それぞれの個性を生かした役割を持ち、
互いに助け合いながら日々の生活を送っています。

ファミリーでは、生活の基盤として
化学肥料や化学農薬、遺伝子組み換え技術を一切使用しない
自然農法を営んでいます。
自給自足が可能な生産性とのバランスを取りつつ、
資源の循環に配慮し環境負荷の少ない農法を採用しています。
耕作面積は野菜・穀類が約8ヘクタール、稲が7ヘクタールの
計15ヘクタールで、そのほとんどが
地域の遊休農地を借り入れて活用しています。

110品目、250品種を超える野菜や穀類をはじめ、
10品種のお米、平飼い養鶏による自然卵やヤギのミルク、
養蜂による純粋蜂蜜、伝統製法による手作りの味噌や醤油、
そしてさまざまな加工品など、
砂糖や塩など一部の調味料を除いたほとんどの食材を自給しています。

また、EM(有用微生物群)をもとに独自培養した
「木の花菌」を家畜の飼料や飲料に利用することで、
悪臭の極めて少ない健康な飼育環境を実現しています。
「木の花菌」は肥料の発酵や作物への散布にも使われるほか、
人も飲用して健康づくりに役立てています。

■ 木の花ファミリーと炭素循環農法

ファミリーでは16年間にわたって自然農法を実践してきましたが、
ボカシや堆肥などをつかったいわゆる有機農業の技術に限界が見えてきていまし
た。
そんな折、一年ほど前に知人から炭素循環農法のホームページを紹介され、
さっそく実践を始めた次第です。
約8ヘクタールの畑作圃場のほとんどをソルゴーや燕麦などの
イネ科の緑肥を使用した炭素循環農法に切り替えてきました。
今年から始めたきくらげ栽培で廃菌床が出るようになったため、
果菜類などに使い始めています。
現在は転換期なのでまだ作物の出来にはばらつきがありますが、
確実に作物の姿が変わってきています。
今回は、自然農法から転換中の畑の様子をご覧いただき、
林氏に解説をお願いします。
また、実践者同士の情報交換などもできればと思っています


One thought on “「炭素循環農法」実践交流会@木の花ファミリー”

  1. 近所の養鶏所の人にも教えてあげたいのですが、木の花菌っていくらですか?

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