鴨川のゆるやかなつながり

皆さん、こんにちは。よしどんです。

去る12月19日から20日にかけて、「いのちの村ネットワーク」主催の交流会が千葉県の鴨川エリアを舞台に行われました。

参加者は子どもを含めて総勢で35名。夜の交流会には、現地の方も20名近く参加してくださいました。

今回の2日間の交流会を現地でコーディネートしてくださったのが林良樹さんです。10年前に鴨川に移住して、地域通貨「安房マネー」の運営や、NPO法人「うず」の運営を通して、この地域で人と人のつなぎ役となり、コミュニティ作りに尽力されている方です。

今回の交流会は、ひとつの地域でゆるやかにつながり始めている様々な拠点を訪問して交流するスタイルで行われました。訪問させていただいた拠点は、以下の通りです。

二日間でこれだけのところを訪問させていただくということで、比較的タイトなスケジュールだったのですが、受け入れてくださった方々が皆さんとてもゆったりされていて、落ち着いた交流のひとときを楽しませていただきました。

ぜひ、皆さんも実際にご覧になったり、ホームページをのぞいたりしていただきたいのですが、どの訪問先も、家や室内がとてもお洒落だったのが印象的でした。空間全体が丁寧にデザインされていて、その営みをされている方の愛着とこだわりがよく伝わってきました。

取り組みはそれぞれ違えど、皆さんが生活自体をアートしていて、そこにこだわりを持ちつつもオープンな雰囲気を作り出していました。

今回訪問した地域では、それぞれの想いを持って暮らす方々によってゆるやかな、しかし確かなつながりが作り出され、成熟した地域コミュニティができつつあります。
地域通貨の「安房マネー」も、実際に使っている方々の話を伺ってみて、人と人の絆を強くするツールとしてネットワークづくりに役立っていることが実感できました。
最近では、この集落に移住をしたい若者が増えていると林さんはおっしゃっていました。実際に、「いのちの村ネットワーク」のメンバーからも子どもを含めて6名がつい最近移住しています。
田舎暮らしや農的生活、地域の活性化、そしてエコビレッジに興味を持つ方が、近頃ますます増えてきたことを実感しています。ただ、現実の行動に移している方は、まだ多くはないかもしれません。
自分の智恵と工夫で、まずは行動すること。そのことの大切さを、今回の訪問で改めて感じました。
エコビレッジに3年以上住んでいる僕でも新鮮な驚きがあり、新たなイメージや視野が開けましたし、現地の方々と新たなつながりを得ることもできました。
興味のある地域や、営み、団体があれば、まずは直接触れてみることから新しい展開が開けると思います。そのきっかけとして、「いのちの村ネットワーク」に参加するのもひとつの手かもしれませんよ!あなたも、この流れを一緒に作り上げていきませんか?

次回の交流会は来春に開催予定です。日時や場所は未定ですが、もうみんなで次を楽しみにしています。メーリングリストでのやりとりを通して、みんな企画を練り上げていきたいと思っています。

大山千枚田の風景
「Love&Rice」のふたり(中央、右)。ファミリーのキャッチフレーズ「愛とお米があればいい」からとった名前だそうです
「Love & Rice」の住居。 ゆっくりと楽しみながら家を改築、カフェスペースをデザインしていました
鴨川自然王国で宿泊。夜の交流会会場として使わせて頂きました
夜の交流会の様子
きくちゆみさん(左)とパートナーの森田玄さん
笹谷釜カフェ。オーナーが焼いた陶器で朝食をご馳走になりました。おいしかったぁ~
お寺で座禅体験

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