木の花名物と言えば、創立以来丸15年、一日も欠かしたことのない夜の大人会議。以前は、木の花農園の代表としてじゅんじマンが毎日司会をしていました。でも、去年のいつ頃からか、メンバーのひとりひとりが場をつくっているという意識づくりのために、みんなが順番で司会をすることになりました。メンバーの中には、司会の順番が回ってくるのを楽しみにしている人もいれば、苦手に思っている人もいます。
ゆみちゃんも、以前は苦手に思う人の一人でした。「自分の順番が近づくと、プレッシャーでお腹がきりきりする」とある日の大人会議でシェアしたほどです。そんなゆみちゃんに、「それなら、試しに一週間続けて司会をやってみたら?」とあきちゃんが提案。ゆみちゃんは、「やります!」と即答し、今週一週間は、ゆみちゃんが司会をしてくれました。
そして、一週間経った今日、ゆみちゃんが自分の想いをシェアしてくれました。
「まずは、大きな声を出すこと。それから、みんなのことを考えて時間管理をすること。いろんな人からアドバイスをもらいながら、毎日司会をしてきました。
4日目からは緊張もしなくなり、心も安定してきました。司会をやることが楽しくさえなってきて、自分でも意外な発見でした。大人会議が良い雰囲気で終わると、充実感もありました。
自分も場づくりをしていくという手ごたえがつかめて、これからもそういう気持ちでやっていきたいと思います。」
そんなゆみちゃんに、こうちゃんからは、
「司会をしてもしなくても、いつも今みたいな意識でいるといいよね。それを続けていってくれるといいな」というコメントが。
いさどんからは、
「今まで、苦手なことを避けてきたから、それが回ってきた。でも、そこで苦手なことを避けずに自ら進んでやる『Mの精神』で取り組めば、それが『自分こわし』になって、成長できるんだよ」
というアドバイスがありました。
「次に一週間、司会をやりたい人!」といういさどんからの問いかけに、すかさず「僕がやります!」と答えたのは、人前で話すのが苦手なこうへいくん。
さあ、こうへいくんには、どんな気づきがあるでしょうか?木の花物語は、どこまでも続きます!