その名は「焚空水」

先日、ラブちゃんと赤ちゃんが、助産院から無事帰って来ました。

赤ちゃんは、生後1週間とは思えないほど体も顔つきもしっかりしています。
初めての出産で戸惑いのあったラブちゃんも、今や子育ての大ベテランたちに囲まれて、
母子ともに元気に過ごしています。

今日は皆さんに、赤ちゃんの名前のお披露目です!

 

退院の日、助産院の先生と。

 

「焚空水」と書いて、「たくみ」と読みます。

このちょっと変わった名前の誕生には、こんなエピソードがありました。

 

これまでファミリーの子供たちは、大人が意図してその名を考えるのではなく、
誰かの中にメッセージのようにふっと名前が降りてくる、という形で
命名を受けていました。
名前はその人の心のかたちを表すものであり、人から付けられるものではなく、
本人がその名を選んで生まれてくる、と捉えられているからです。
生まれる数年前から予告のように名前が先に降りてくることもあれば、
生まれてすぐに降りてくるなど、タイミングは様々。
ところが今回は、生まれてからしばらくしても
誰の中にも一向に名前が降りてくる気配がありませんでした。
これをいさどんは、こちらから「たくらむ」必要がある、と捉えました。

 

いさどん:
「たくらむ」と言うと悪い言葉のように聞こえるかもしれないけれど、
大事な方向に物事を方向付ける、という意味では、健全に「たくらむ」ことは必要になる。
今年は“結びの年”。
結ばれる、ということで、待っていればいいという意味もあるけれど、
自分たちから結ぶ、つまり仕掛けていく、という意味もあり、
その時には、たくらむ ― 「たくむ」心が要る。
僕たちは、天と地の共同作業の中に生きている。
出来事を上からいただいて、そしてそれが成就するように、下から努力していく。
それは天と地がつながり、両方向からこの世界を創っていくということ。
今年は新しい本の出版や各地でのイベントなどがあり、積極的にこちらから打ち出して、
その輪が広がっていくように働きかけていく。
そういう意味で、「たくむ」のは大切なことだと思った。

 

いさどんのこの話を聞いて、
木の花楽団ボーカルのみかちゃんは次のように語りました。

 

みかちゃん:
かつて私が天から歌をいただくようになった時、
初めは、口をぱかっと開けて受け取る、という姿勢だった。
自分が意図してつくるのは違う気がして、そのことをある人に話したら、
「それは純粋でいいことのようだけれど、自分からこういう歌が創りたい、と
意図することも大切だよ」と言われたことを思い出した。
世のためにこんな歌があるといいな、ということをたくらんで、そのことを天に伝えて、
天と共同作業で創っていくのは、意思を持った大人がすること。
良いことを「たくむ」ことの大切さを、この話を聞いて思った。

 

こうして生まれた、「たくみ」という名前。

そしてそれにようこちゃんが、「焚空水」という漢字をあてました。

 

ようこちゃん:
昨日、みこ(6歳)が「赤ちゃんの名前は“空”だよ」と言っていたのを思い出して、
まず「空」を当てはめた。
そして「焚」が出てきたときに思ったの。「地水火風空」みたいだな、って。

 

苗字の山本と合わせて、ぴったり線対称の「山本焚空水」。

メンバーからは、
「澄みきった『空』と『水』の上に、『焚』のエネルギーが天に向かって立ちのぼるイメージ」
「火を焚くと風が起きる。まるで風林火山」
「山、木、林、火、空、水・・・・・地球じゃん!」
という声が上がりました。

 

画数から見ても、非常にバランスの良い焚空水くん。

「これから世の中が安定に向かうときに、こういうバランスの良い魂がきっと必要になる」
といさどん。

 

 

さて、焚空水くんはいったいどんな人に育ってゆくのでしょうか。
これからが楽しみです。

 

 

親ばか全開のまこっちゃんと、焚空水

 

 

 


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